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駿台学園高校が決勝で東福岡高校を下し連覇を達成 全国高校総体男子

駿台学園高校が決勝で東福岡高校を下し連覇を達成 全国高校総体男子

令和6年度全国高等学校総合体育大会男子バレーボール競技大会(インターハイ)決勝が8月4日(日)、ダイハツ九州アリーナ(大分県中津市)で行われ、駿台学園高校(東京)が東福岡高校(福岡)をセットカウント3-1(25-20、20-25、25-18、25-23)で下し、2年連続3度目の頂点に輝きました。

決勝は駿台学園高校と、10年ぶりの優勝を目指す東福岡高校が対戦しました。駿台学園高校は第1シードとして決勝トーナメントから登場。準決勝まで失セット0で勝ち進みました。東福岡高校は準決勝の洛南高校(京都)戦で今大会初めてセットを落としながらも、決勝の舞台に進みました。

第1セット、駿台学園高校は川野琢磨選手や櫻井信人選手、東福岡高校は松下晃大選手や照屋舜選手のスパイクなどで終盤まで競り合う展開が続きました。駿台学園高校は20-22とリードされている展開から櫻井選手の強烈なサーブで崩し、高澤大馳選手、川野選手のスパイクで逆転。セットを先取しました。第2セットは東福岡高校が反撃。序盤から照屋選手、松下選手のスパイクなどで主導権を握ります。中盤に追いつかれるも途中から出場した糸瀬翔馬選手の得点で突き放し、セットカウントを1-1にします。第3セットはリベロの谷本悦司選手を中心に守備からリズムをつくった駿台学園高校が終始リード。最大10点差をつけ、相手に流れを渡さずこのセットをものにします。
優勝に王手をかけた駿台学園高校は第4セット、敷浪孝一選手のサーブからブレイクし、6連続得点をあげます。一時は8点のリードを奪いましたが、東福岡高校も坪井騰矢選手のブロックなどで連続得点、22-21と追い上げます。しかし駿台学園高校はここで2回目のタイムを取り、作戦を立て直します。そのまま逆転を許さず、最後は櫻井選手のレフトからの強烈なスパイクが決まり、同校初の連覇を果たしました。

駿台学園高校の谷本キャプテンは、「去年はインターハイで優勝してから国体で敗れてしまいました。混合チームになり、自分たちで高めあえるかどうかが難しいと思いますが、そこに重点を置いてこれから練習に臨みたいです」と10月に行われる国スポへの決意を語りました。

(文責・写真提供:日本文化出版)

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