日本はアメリカ、アルゼンチン、ドイツと同組 第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)男子バレーボール競技予選ラウンド
第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)男子バレーボール競技予選ラウンドの組み合わせ抽選会が6月26日(水)、「バレーボールネーションズリーグ2024」(VNL)のファイナルラウンドの開催地であるウッチ(ポーランド)にて開催され、C組のシードの日本はアメリカ、アルゼンチン、ドイツと同組になりました。
事前に発表されていた予選ラウンドの組合せ決定方法に基づき、開催国・フランスと、同国を除いたVNL予選ラウンド終了時点のFIVB世界ランキングで1位のポーランド、同2位の日本はシード国として抽選対象とならず、自動的にA、B、C組に振り分けられました。
残る9チームは、上述のFIVB世界ランキングにより3~5位のスロベニア、イタリア、アメリカ、6~8位のブラジル、アルゼンチン、カナダ、9~11位のセルビア、ドイツ、エジプトと3グループに分けられ、グループ内で抽選が行われました。各組の顔ぶれは以下の通りです。
◆男子バレーボール競技 予選ラウンド組分け
A組 | B組 | C組 |
開催国・フランス(7位) | ポーランド(1位) | 日本(2位) |
スロベニア(3位) | イタリア(4位) | アメリカ(5位) |
カナダ(9位) | ブラジル(6位) | アルゼンチン(8位) |
セルビア(10位) | エジプト(19位) | ドイツ(11位) |
( )内はFIVB世界ランキング(2024年6月24日時点)
■バレーボール男子日本代表チーム フィリップ・ブラン監督コメント
「オリンピックの予選ラウンドが難しいことは分かっているし、(抽選結果をみて)最悪な相手とも簡単な相手だとも思っていない。とにかくメダルを獲るにはこの対戦国と張り合う必要がある。アルゼンチンとドイツに勝つことが重要になるだろう。(準々決勝以降、簡単な相手はいないが)予選ラウンドを上位通過できれば同ラウンド3位のチームと戦える可能性があるので、アメリカに対しても勝つことができればと思っている。ここ3年、この大会のために準備をしてきた。去年は出場権を得ることが目標だった。そして今年はオリンピックでのメダル獲得という素晴らしい目標にフォーカスしている。目標を達成することはとても難しいことも分かっているが、メダル獲得が我々の夢なのでそれを達成できるように、またコートで選手が活躍できるように背中を押していきたい」
■バレーボール男子日本代表チーム キャプテン・石川祐希選手
「決して簡単なグループではない。どのチームも力を持っているので、気は抜けない。ドイツとアルゼンチン、この2チームとの対戦は非常に重要。3位まで(3位のチーム中上位2チーム)は決勝トーナメントに進めるが厳しい戦いになると思う。ドイツはランキングとしては下位であるが、昨年のパリ五輪予選で自力出場を決めている非常に力のあるチームなので、気を引き締めて臨みたい。オリンピックでの目標はメダルを獲得することなので、そこだけを見て練習していく。どの試合も簡単ではないので、毎試合全力でベストパフォーマンスを出せるように戦いたい」
予選ラウンドでの対戦順、試合日時は後日決定します。決まり次第JVAのウェブサイトで発表いたします。
画像提供:Volleyball World