2024年女子日本代表会見 パリ2024オリンピック出場へ「スタートダッシュができるよう」
バレーボール女子日本代表チームが4月5日(金)、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)でキックオフ記者会見を行いました。会見には眞鍋政義監督のほか、2024年度の登録メンバーから選抜された22選手が出席し、今シーズンの意気込みや目標を語りました。
眞鍋監督は冒頭、「昨年、我々女子チームはパリオリンピック予選/ワールドカップバレー2023で、トルコ、ブラジルに敗れ、まだ出場権を獲得できていない」と、去年の成績を振り返りながら、パリオリンピック出場のかかるネーションズリーグについて「第1戦の相手は世界ランキング1位のトルコ。スタートダッシュができるように、1試合1試合勝利し、ポイントをあげるしかない」と意気込みを語りました。
その後、眞鍋監督は今年のスローガンを「ONE TEAM ONE DREAM 一つの心でひとつの夢を掴む」と発表。「DREAM」にはパリオリンピック出場権獲得が含まれていると説明しました。
◇キャプテン・古賀紗理那選手
「今年の最大の目標である、パリオリンピック出場の切符をつかむため、個々の力を結集させてチームとして戦っていきたい。ネーションズリーグの福岡大会ではぜひ、たくさんの方に私たちの背中をおしていただきたい。たくさんの声援をよろしくお願いします」
◇石川真佑選手
「まだ合流したばかりではあるが、しっかり心と体を準備して、いいパフォーマンスができるようにやっていきたい。ネーションズリーグ初戦からいいスタートができるようチーム全員で、個人としても準備していきたい」
◇黒後愛選手
「この場所に呼んでいただいたことに感謝して日々を過ごしている。私の持ち味は力強いアタックと経験だと思うので、オリンピックの切符を獲得できるように精一杯頑張っていきたい」
バレーボール日本代表としては2019年秋以来、約5年ぶりに味の素ナショナルトレーニングセンターで行った記者会見の締めくくりには、バレーボール専用体育館にて報道陣に練習を公開しました。
今後女子日本代表チームは、国内での合宿を終えると4月下旬にアメリカ遠征。5月初旬からはネーションズリーグ第1週の舞台・トルコで合宿を行い、初戦のトルコ戦に臨みます。また6月11日(火)から始まる第3週はネーションズリーグでは初めてとなる九州開催。西日本総合展示場(福岡県北九州市)で開催されます。
パリ2024オリンピックをかけた女子日本代表チームへの応援を、よろしくお願いいたします。