国際大会

パリ2024オリンピックに2名の日本人国際審判員が選出
~バレーボール・明井寿枝さん、ビーチバレーボール・里見真理子さん~

国際バレーボール連盟(FIVB)はこの度、第33回オリンピック競技大会(パリ/2024)の担当審判員を決定し、日本からバレーボール競技に明井寿枝国際審判員、ビーチバレーボール競技に里見真理子国際審判員がそれぞれ選出されました。明井国際審判員は東京大会から2大会連続の選出、里見国際審判員はリオデジャネイロ大会から3大会連続で、日本人のビーチバレーボール国際審判員としては史上最多の選出となります。

◆第33回オリンピック競技大会(パリ/2024) 競技日程

バレーボール競技: 7月27日(土)~8月11日(日・祝)

ビーチバレーボール競技: 7月27日(土)~8月10日(土)

 

◆バレーボール 明井寿枝(みょうい すみえ)国際審判員 プロフィール

(本人提供)

生年月日: 1973年1月17日

出身地: 北海道室蘭市

保有資格: FIVBバレーボール国際審判員(2007年取得)

 

主な担当国際大会(抜粋):

2013年 ワールドグランプリ

2014年 ワールドグランプリ グループ1

2015年 ワールドグランプリ グループ1

2016年 ワールドグランプリ グループ1

2017年 ワールドグランプリ グループ2

2018年 ネーションズリーグ 女子大会(中国・寧波ほか)

第18回女子世界選手権(兵庫県神戸市ほか)

2019年 ネーションズリーグ 女子大会(中国・マカオほか)

第13回ワールドカップ 女子大会(静岡県浜松市ほか)

第13回女子クラブ世界選手権(中国・紹興)

2021年 ネーションズリーグ 女子大会(イタリア・リミニ)

2021年 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

2022年 第19回女子世界選手権(オランダ、ポーランド)

2023年 ネーションズリーグ男女大会(愛知県名古屋市ほか)

ネーションズリーグ女子ファイナルラウンド(アメリカ・アーリントン)

第16回女子クラブ世界選手権(中国・杭州)

 

(写真提供:FIVB)

【コメント】

「東京2020オリンピックに続き、パリ2024オリンピックにも参加させていただくことになりました。東京2020オリンピックでは、コロナ禍の自国開催ではありましたが貴重な経験をさせていただきました。そこでの経験は、それまでの自らのレフェリングを振り返り、自分に足りないものは何かを考える大変良い機会でした。この3年でさらに様々な経験を重ね、自分なりにできることをひとつずつ取り組んできました。今回こうして再びオリンピックに参加させていただくことになり、大変光栄であることはもちろんですが、東京2020オリンピックでの反省、そしてその後の経験をいかして、選手のパフォーマンスを最大限に発揮できるレフェリングを心掛けたいです。選手同様、オリンピックに向けて心身ともに充実した日々を送り、万全の態勢で臨みたいと思います」

 

 

◆ビーチバレーボール 里見真理子(さとみ まりこ)国際審判員 プロフィール

(写真提供:FIVB)

生年月日: 1967年2月15日

出身地: 岡山県岡山市

保有資格(取得年): FIVB ビーチバレーボール国際審判員(2006年)

 

主要な担当国際大会(抜粋):

2006年 第15回アジア競技大会(2006/ドーハ)

2010年 第16回アジア競技大会(2010/広州)

2014年 第17回アジア競技大会(2014/仁川)

2015年 第10回FIVBビーチバレーボール世界選手権(オランダ・ハーグほか)

2016年 第31回オリンピック競技大会(2016/リオデジャネイロ)

2017年 第11回FIVBビーチバレーボール世界選手権(オーストリア・ウイーン)

2018年 第18回アジア競技大会(インドネシア・パレンバン)[RSC(※)メンバーとして参加]

2019年 第12回FIVBビーチバレーボール世界選手権(ドイツ・ハンブルク)

2021年 第32回オリンピック競技大会(2020/東京)

2022年 第13回FIVBビーチバレーボール世界選手権(イタリア・ローマ)

2023年 第19回アジア競技大会(2022/杭州)[RSCメンバーとして参加]

2023年 第14回FIVBビーチバレーボール世界選手権(メキシコ・トラスカラ)

※レフェリーサブコミッティー(Referee Sub Committee)の略で、大会審判委員長を補佐し、大会審判委員長と同様に試合を観てレフェリーの指導を行なったり、審判割当を作成したりする指導的立場を担う役割のこと

 

(写真提供:FIVB)

【コメント】

「日本人レフェリーの誇りと感謝を胸に、最高の準備とコンディションで3回目のオリンピックに臨み、パリ大会での経験を日本のビーチバレーボールの発展に繋げていきたいと思います」