Vリーグファイナル 男子はパナソニック対JT、女子は久光対東レ
「2018-19 V.LEAGUE DIVISION1」は3月31日(日)、男女ファイナル3、第2戦を終え、男子はJTサンダーズが東レアローズを2連勝で破り、4季ぶりにファイナルへ駒を進めました。女子は東レアローズがJTマーヴェラスに対し1勝1敗とし、ゴールデンセットを制して6季ぶりのファイナル進出を決めました。
ファイナルは2戦で争い、男子はファイナル6首位のパナソニックパンサーズ、女子はファイナル8首位の久光製薬スプリングスが待ち受けます。
ファイナル第1戦は女子が4月6日(土)、男子が7日(日)に武田テバオーシャンアリーナ(名古屋市港区)で、第2戦のグランドファイナルは女子が13日(土)、男子は14日(日)に武蔵野の森総合スポーツプラザ(東京都調布市)で開かれ、V王者が決定します。
男子ファイナル3は川崎市とどろきアリーナ(神奈川県川崎市)で開かれ、第1戦はフルセットの白熱した試合を、僅差でJTが制しました。第2戦は東レがJTを追いかける展開が続きましたが最後は力尽き、3位でリーグを終えました。
東レの星野秀知主将は会見で、「火がつくのが遅かった。第2セットの中盤でようやくエンジンが掛かり始めたが、JTは最初から全力だった」と敗因を語りました。小林敦監督は「僅差のゲームを取りきる力が不足していた。今年は選手のけがに泣かされ、ファイナルに進んでも厳しかったかなと思っていた。選手たちはよく頑張ってくれた」と、シーズンを振り返りました。
女子ファイナル3は島津アリーナ京都(京都市北区)で行われました。男子同様、第1戦はJTが競り勝ちましたが、小幡真子主将は「まだ何も決まっていない」とチームの気持ちを引き締めていました。迎えた第2戦、東レはルーキーのセッター関菜々巳選手を中心としたコンビで対抗します。ヤナ・クラン選手と黒後愛選手の両エースを生かしながら、途中出場の小川愛里奈選手もアクセントをきかせて勝利を飾ると、Vリーグ女子史上初のゴールデンセットもミスの少ないバレーで押し切りました。
東レはV・レギュラーラウンド4位からの躍進が続いています。女王・久光製薬に挑むファイナルに向けて関選手は、「勝てていないので、セッターとして何かを変えなければ」と話しました。
なお、男子会場ではV1、V2の入れ替え戦(女子V・チャレンジマッチ)も行われ、PFUブルーキャッツ(V1 11位)とJAぎふリオレーナ(V2 2位)が戦いました。PFUブルーキャッツがV1チームの意地を見せ、2戦ともストレートで快勝し、V1残留を果たしました。
<男子>
◆ファイナル3結果
3月30日
JTサンダーズ 3(25-21、25-27、28-26、23-25、15-13)2 東レアローズ
3月31日
JTサンダーズ 3(25-19、25-22、20-25、28-26)1 東レアローズ
<女子>
◆ファイナル3結果
3月30日
JTマーヴェラス 3(20-25、26-24、22-25、25-18、17-15)2 東レアローズ
3月31日
東レアローズ 3(21-25、25-21、25-17、25-22)1 JTマーヴェラス
ゴールデンセット東レアローズ25-20 JTマーヴェラス
◆V・ファイナルステージ ファイナル 日程
日程 | 開催地・会場 | 試合時間 | 対戦カード |
4月6日(土) | 名古屋市港区 武田テバオーシャンアリーナ |
13:10 | 【女子ファイナル】 久光製薬スプリングス × 東レアローズ |
4月7日(日) | 13:10 | 【男子ファイナル】 パナソニックパンサーズ × JTサンダーズ |
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4月13日(土) | 東京都調布市 武蔵野の森総合スポーツプラザ |
14:10 | 【女子グランドファイナル】 久光製薬スプリングス × 東レアローズ |
4月14日(日) | 14:10 | 【男子グランドファイナル】 パナソニックパンサーズ × JTサンダーズ |
男女とも、DAZN、NHK BS1で生中継
<女子>
◆V・チャレンジマッチ結果
3月30日
PFUブルーキャッツ 3(25-20、25-22、25-21)0 FCぎふリオレーナ
3月31日
PFUブルーキャッツ3(25-13、25-18、25-21)0 FCぎふリオレーナ