国内大会

サントリーと東レ女子が黒鷲旗優勝 令和初の栄冠

2019.05.06-1-top.JPGゴールデンウイークの風物詩、第68回黒鷲旗全日本男女選抜大会は5月6日(月・振)、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で男女決勝が行われ、男子はサントリーサンバーズが4年ぶり8回目、女子は東レアローズが9年ぶり5回目の優勝を飾りました。

5月6日 決勝試合結果

【女子】
東レアローズ (C組2位) 3(25-23、31-29、26-24)0 日立リヴァーレ (A組2位)

【男子】
サントリーサンバーズ(B組1位) 3(25-21、21-25、25-20、33-31)1パナソニックパンサーズ(特別推薦)

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女子決勝は第1セット序盤、サーブが走った日立が優位に立ちましたが、ヤナ・クラン選手の猛打で流れを手繰り寄せた東レが接戦を制し、第1、第2セットを連取しました。勝負の第3セットは日立が上坂瑠子選手のブロックや渡邊久惠選手の活躍で18-10までリードを広げます。しかし終盤、東レはクラン選手と石川真佑選手の両エースが大車輪の活躍を見せて逆転。ジュースの接戦を制し、粘る日立をストレートで下しました。菅野幸一郎監督は「よく我慢しながら戦ってくれた」と選手たちをねぎらいました。

続く男子決勝はサントリーが第1セットを先取し勢いづきます。第2セットもドミトリー・ムセルスキー選手のスパイクや小野遥輝選手のサービスエースを機にリードしましたが、終盤パナソニックがミハウ・クビアク選手や清水邦広選手を中心に猛追しセットを奪取しました。第3セットはサントリーが塩田達也選手のブロックや藤中謙也選手の攻撃でセットを取り返し、優勝へ王手をかけます。運命の第4セット、Vリーグに続いて優勝でシーズンを締めくくりたいパナソニックでしたが、31-31の場面で、黒鷲旗限りで現役引退するサントリーの米山達也選手がサービスエースを奪います。最後は集中力を保ったサントリーのブロックが炸裂し、33-31で勝負を決めました。

関連リンク

第68回黒鷲旗 全日本男女選抜大会

決勝トーナメント最終結果(PDF)

特別表彰選手一覧(PDF)