ワールドカップ2019男子大会 出場選手16人決まる
バレーボール男子日本代表チームは25日(水)、味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)でワールドカップ前の会見に臨み、中垣内祐一監督と同大会出場選手が大会に向けて抱負を語りました。
この大会は登録選手25人から、毎試合24時間前までに最大14人の選手を登録することができます。ワールドカップに男子は16人の選手で臨み、会見には14人が参加しました。大竹壱青、久原翼両選手は所属チームの事情で、福岡大会から合流します。
23日(月)にアジア選手権から帰国したばかりの男子代表は銅メダルを獲得し、ワールドカップに向けて勢いをつけて突入したいところです。
中垣内監督はこの大会に向けて、「日頃からチームに意識づけているしっかりとしたファイティングスピリットとコミュニケーションを見てほしい」と語りました。
前回のワールドカップが大きな国際大会での活躍のきっかけとなった柳田将洋主将、石川祐希選手や、初のワールドカップで飛躍が期待される西田有志選手も選ばれました。石川選手は前回のワールドカップを、「海外に出たい、世界でトップに立ちたいと思わせてくれた試合」とし、前回は若手として出場したこの大会に、今回はリーダーシップが求められている自覚を、はっきりと語っていました。ベテランの福澤達哉選手は「ワールドカップは日本のみなさんに一番注目してもらえる大会、最近日本のバレーは人気が低迷していると言う声があるかもしれないけど、われわれが一戦一戦自分たちが日本らしいバレーボールを展開することで、そんなことはないということを証明したい」と話しました。4度目の出場となる清水邦広選手にとっては、大けがから1年半の復帰で迎える大会です。「けがした当初はここに戻ってこられるとは考えられなかった。一戦一戦、恩返しできるように頑張りたい」と語りました。
チームは合宿で遠征の疲労を考慮しながら調整を進め、10月1日(金)から福岡で試合を戦います。それぞれが自分の取り組み方を明確にして大会に臨む龍神NIPPONに、ご声援をどうぞよろしくお願いします。
<選手16人>
1 清水邦広
3 藤井直伸
4 大竹壱青
5 福澤達哉
6 山内晶大
8 柳田将洋主将
10 古賀太一郎
11 西田有志
12 関田誠大
13 髙野直哉
14 石川祐希
15 李博
16 髙橋健太郎
17 久原翼
20 小野寺太志
22 山本智大