「FIVBネーションズリーグ2020」開催地京都府と富山県を表敬訪問
バレーボール男子日本代表中垣内祐一監督と日本バレーボール協会嶋岡健治会長は1月下旬、6月に男女日本代表チームが出場する国際大会「FIVBネーションズリーグ2020」開催地の京都府と富山県を、表敬訪問しました。
京都では男子第3週のホームゲームが6月5~7日、島津アリーナ京都で開かれます。京都では4年ぶりの国際大会の開催となり、西脇隆俊府知事から「生で見ると迫力が違う。スポーツ愛好家だけでなく、エンターテインメントとして見に行ってほしい」とファンへ呼びかけました。
富山ではワールドカップ2019に続き、富山駅近くの富山市総合体育館で、男子第4週(6月12~14日)と女子第5週(6月16~18日)が1週間近く続きます。日本代表が富山県で試合を行うのは、2002年以来となります。石井隆一県知事から「昨年はワールドカップが富山県で開催されたが、日本代表チームは来なかった。今回はオリンピック直前の開催なので非常に関心が高い。県勢の朝乃山(相撲)、八村塁(バスケット)に並んで、バレーボールも盛り上がるを見せるだろう」と話がありました。
嶋岡会長は「オリンピック直前の大事なタイミングに、チームとしても選手としても大事な大会で、充実した試合になるだろう。地元の皆様に会場に足を運んでいただき、生の試合をご覧いただきたい。次のステップとしてバレー選手になる子どもたちが誕生すれば喜ばしい」と期待を込めました。
中垣内監督は、「男子代表はこれまで、国内での国際試合が比較的少なかったが、今回は京都と富山で2週連続プレーができ、オリンピック前の勝負時にいい状況で臨める。京都から富山へは移動が短くありがたい。男子バレーは長らく低迷していたが、世界ランキングも少しずつ上がってきた。ネーションズリーグは各国にとってオリンピック前の重要な大会なので、レベルの高い試合をお見せしたい」と決意を語りました。
<京都・1月28日>
(左から)京都府バレーボール協会渡邉勝会長、嶋岡会長、西脇府知事、中垣内監督、京都府バレーボール協会井戸充事業委員長
<富山・1月30日>
(左から)
富山県バレーボール協会五十里勘司理事長、富山県総合政策局荒井克博教育・スポーツ政策監、富山市バレーボール協会高田勝敏会長、富山県バレーボール協会西川友之会長、石井県知事、嶋岡会長、中垣内監督