龍神NIPPON、第21回アジア男子バレーボール選手権大会準決勝進出
「第21回アジア男子バレーボール選手権大会」は17日(金)、千葉ポートアリーナ(千葉県千葉市)と船橋アリーナ(千葉県船橋市)で大会5日目を行いました。男子日本代表チーム・龍神NIPPONは、オーストラリアと順位決定予備戦2試合目を戦い、セットカウント3-0(25-23、25-17、25-23)のストレートで勝利し、ベスト4に駒を進めました。
勝たなければ優勝の可能性が潰える、絶対に負けられない1戦。第1セット、立ち上がりにミスが目立った日本は13-16と中盤までオーストラリアにリードを許しますが、大宅真樹選手、大竹壱青選手の2枚替えを契機に、本来の粘り強い守備からの攻撃を取り戻すと、石川祐希選手の5得点を含む6連続得点で21-18と逆転に成功。その後一度は並ばれますが、25-23で逃げ切り第1セットを先取します。攻守が噛み合い始めた日本は、山本智大選手を中心とした粘り強いディフェンスを起点にサイド、中央から幅の広い攻撃を展開し、25-17で第2セットを取り勝利に王手をかけると、第3セットは一進一退の攻防を制して25-23。E組1位で順位決定予備戦を終えました。
順位決定予備戦E組は1日目を終えた時点で日本、カタール、中国、オーストラリアが1勝1敗で並ぶ混戦模様でしたが、本日の試合で中国がカタールに、日本がオーストラリアにそれぞれ勝利し、同組の2位以上が確定。日本と中国はともに勝点6ですが、セット率で上回る日本が1位、中国が2位となりました。
一方、予選グループリーグ戦B・D組の上位チームが振り分けられたF組では、3勝無敗のイランが1位、2勝1敗のチャイニーズタイペイが2位でベスト4進出を決めています。
龍神NIPPONは18日(土)18時00分より、準決勝でチャイニーズタイペイと対戦します。この試合に勝利すると、2大会ぶりの決勝進出とともに来年の男子世界選手権の出場権獲得が決まります。大一番に臨む龍神NIPPONへ、ご声援をお願いいたします。
◆9月17日(金) 順位決定予備戦 試合結果
E組
カタール×中国2-3(26-28、25-21、28-26、19-25、10-15)
日本×オーストラリア 3-0(25-23、25-17、25-23)
F組
パキスタン×韓国 3-0(25-23、25-22、25-14)
イラン×チャイニーズタイペイ 3-0(25-10、25-23、25-11)
G組
インド×ウズベキスタン 3-0(25-19、25-13、25-22)
バーレーン×クウェート 3-0(25-21、25-19、25-19)
H組
ホンコンチャイナ×カザフスタン0-3(16-25、21-25、16-25)
タイ×サウジアラビア1-3(20-25、25-20、19-25、22-25)
◆順位決定予備戦 最終順位
E組
1位 日本(2勝1敗、勝点6、セット率2.333)
2位 中国(2勝1敗、勝点6、セット率1.333)
3位 カタール(1勝2敗、勝点4)
4位 オーストラリア(1勝2敗、勝点2)
F組
1位 イラン(3勝0敗)
2位 チャイニーズタイペイ(2勝1敗)
3位 パキスタン(1勝2敗)
4位 韓国(0勝3敗)
G組
1位 バーレーン(3勝0敗)
2位 インド(2勝1敗)
3位 クウェート(1勝2敗)
4位 ウズベキスタン(0勝3敗)
H組
1位 サウジアラビア(3勝0敗)
2位 カザフスタン(2勝1敗)
3位 タイ(1勝2敗)
4位 ホンコンチャイナ(0勝3敗)