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龍神NIPPON フィリップ・ブラン新監督が所信表明 男子日本代表チーム 新監督就任内定記者会見

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公益財団法人日本バレーボール協会は2024年パリオリンピック出場を目指すバレーボール男子日本代表チームの新監督にフィリップ・ブラン氏が内定したことを受け、本日オンライン記者会見を開催しました。

会見には嶋岡健治会長、矢島久德ハイパフォーマンス事業本部本部長、南部正司男子強化委員会委員長が日本から、男子日本代表チーム・龍神NIPPONのブラン新監督は帰国中のフランスから参加しました。まず嶋岡会長がブラン監督内定までの経緯、続いて南部男子強化委員長が今後の男子日本代表チームのビジョンについて説明し、最後にブラン新監督が監督就任にあたっての意気込みを語りました。

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◆嶋岡健治会長

「フィリップ・ブラン監督は前体制で5年間、コーチとして男子日本代表チームに携わり、東京2020オリンピックでは29年ぶりにチームを決勝トーナメント進出に導いた。チームをよく知る人物であり、5年間かけてしっかりとした土台を築き上げた。パリまでの3年間でチームの完成に向け存分に能力を発揮できる人材ということ、またチームについても熟知していることから、今回新監督への就任を要請した。パリオリンピックでは東京2020オリンピックよりさらにいい成績を期待している」

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◆南部正司男子強化委員会委員長

「男子日本代表チームは東京2020オリンピックで29年ぶりに決勝トーナメントに進出した。この成果を継続し、チームをさらに強くするためにフィリップ・ブラン監督の就任が決まった。私の役割は今の男子日本代表チームを一回り、二回りとさらに大きく強くするためにチームをサポートしていくこと。まずは、来年に迫っている世界選手権で成果を示さなければならない。一つひとつ大会で成果を出していくために、色々な施策を打ちながら強い男子のチームを作るためのサポートをしていきたい」

◆フィリップ・ブラン男子日本代表チーム新監督

「このたび、男子日本代表チームの監督という重要なポジションを拝命し、2024年のパリオリンピックに向けて重要な任務を授かったことを光栄に思うとともに、さらに精進していきたいと思う。パリオリンピックは男子日本代表チームにとって大きな挑戦になると考えている。我々に求められていることは、選手のパフォーマンスを向上させ、東京2020オリンピックの結果を越えること。そのような偉大な結果を残すためには、日本のバレーボール界のすべての方々の協力を得て、成功を収めていくことが必要だと考えている。パリオリンピックの前にある国際大会も重要であり、多くの努力が求められると思っている」

フィリップ・ブラン新監督の指揮のもと、パリオリンピックに向けてさらなる飛躍を目指すバレーボール男子日本代表チーム・龍神NIPPONに引き続きご注目をよろしくお願いいたします。今後の龍神NIPPONの活動スケジュールにつきましては決定次第JVAのウェブサイトに掲載いたします。