日本代表

FISUワールドユニバーシティゲームズ 女子選抜候補選考合宿を実施

12月25日(土)から28日(火)にかけて、NECレッドロケッツ玉川アリーナをお借りして「FISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード競技大会)」に向けた選抜候補選考合宿を行いました。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、2020年2月から3月に行った強化合宿以来、約2年ぶりとなる選抜合宿です。

合宿には「第68回秩父宮妃賜杯全日本大学女子選手権大会 ミキプルーンスーパーカレッジバレー2021(全日本インカレ)」や「2021 V・サマーリーグ女子」で活躍を見せた選手など、全国から24名の大学生が参加。12月27日(月)は午前中にトレーニング場でストレッチとウェイトトレーニングを行い、午後は体育館にてウォームアップを行った後、ディグやサーブなどスキルのトレーニングを行い、最後に強度の高いゲームを4セット行いました。開始前と終了後にはポジション毎に分かれて話し合いを行い、本日のフォーカスポイントとそれが達成できたかを振り返りました。

隔年開催のFISUワールドユニバーシティゲームズは前回、2019年7月にイタリアのナポリで行われ(当時の大会名称は第30回ユニバーシアード競技大会)、2021年8月に中国の成都で次回大会が行われる予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により1年延期され、次回は2022年6月26日~7月7日に行われます(会場は変わらず成都)。男女ともに日本は出場権を獲得しており、出場資格は、2022年12月31日時点で18歳以上26歳以下の日本国籍を有する選手で、なおかつ、大学または大学院の在学中か、大会の2年前までにそのいずれかを卒業した者、とされています。

根本監督は「2020年の合宿以来、ほぼ2年間選抜合宿ができていない。新型コロナウイルス感染症により、現在の大学1、2年生は選抜合宿を経験していないので、今回は現役の大学生をまず24人、通常より多めに召集させてもらった。選抜合宿の伝統を紡ぐというのが大きな目的。もちろん、大会(FISUワールドユニバーシティゲームズ)に向けてというのも大事だが、アンダーカテゴリーから今後Vリーグの中心になる選手や、シニアの日本代表にもチャレンジする選手、ということを視野に入れて強化を推進していきたい。未来に向けた選手の育成をリスタートできて良かった」と合宿の再開を喜びました。

大会まであと半年という短い期間にはなりますが、年明けに再度選考合宿と強化合宿を行って大会に臨む予定です。FISUワールドユニバーシティゲームズ出場を目指す有望な選手たちに引き続きご注目ください。

■合宿参加メンバー

氏名 所属 学年 身長(cm) ポジション
1 高間 来瞳 筑波大学 4 178 OH
2 中島 咲愛 鹿屋体育大学 4 173 OH
3 佐々木遙子 東海大学 2 171 OH
4 宮部愛芽世 東海大学 2 173 OH
5 佐藤 淑乃 筑波大学 2 176 OH
6 石倉 沙姫 日本体育大学 2 174 OH
7 廣瀬 美音 日本体育大学 1 173 OH
8 横田紗椰香 東海大学 4 178 MB
9 山中 宏予 青山学院大学 4 180 MB
10 林田 愛佳 福岡大学 4 178 MB
11 間野安里彩 東北福祉大学 3 182 MB
12 江藤 綾香 日本体育大学 3 180 MB
13 大山 遼 筑波大学 2 176 MB
14 岩島 由佳 東京女子体育大学 1 176 MB
15 吉田 美海 帝塚山大学 4 176 OP
16 大村 季色 日本体育大学 3 170 OP
17 川崎 鈴奈 国士舘大学 2 177 OP
18 高橋 美鈴 青山学院大学 1 172 OP
19 塩出 仁美 日本体育大学 4 173 S
20 中川つかさ 東海大学 3 159 S
21 倉田 朱里 筑波大学 3 169 S
22 川畑 遥奈 東海大学 3 162 L
23 大工園彩夏 鹿屋体育大学 3 163 L
24 舩田璃々香 順天堂大学 2 159 L

監督:根本 研(日本体育大学)
コーチ:湯澤芳貴(日本女子体育大学)、長江晃生(大阪体育大学)
メディカル:山木俊彦(日本体育大学)、フィジカル:水川敏宏(GROW)
ドクター:高木健太郎(NTT東日本関東病院)
総務:中鋪杏奈、鈴木汐理(いずれも関東大学バレーボール連盟)

※ポジション略称/OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット
MB:ミドルブロッカー、S:セッター、L:リベロ

関連リンク

2022年国際大会スケジュール