2022年 新年のご挨拶
2022.01.01|お知らせ
2022年 新年のご挨拶
あけましておめでとうございます。
謹んで新年のごあいさつを申し上げますとともに、本年も皆様にとって素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
はじめに、ビーチバレーボール国際大会でのキャンセル申請漏れに対する一連の不適切な対応については、選手の皆様、日頃よりお世話になっております関係者の皆様、そして応援してくださるファンの皆様の信頼を裏切ることになりましたことを深くお詫び申し上げます。弊会では第三者委員会を発足させ、先月行われた2021年度第6回理事会(臨時)にて、同委員会による調査報告書が提出されました。本件の処分については1月13日(木)に行う2021年度第7回理事会(定例)にて諮り、決議する予定です。弊会といたしましてはこの度の調査報告書の内容を真摯に受け止め、再発防止と皆様からの信頼回復に向けて、誠心誠意努めてまいります。
昨年は異例のコロナ下で、1964年以来2度目となる東京オリンピックが開催されました。インドア男子日本代表チーム・龍神NIPPONにおいては29年ぶりにオリンピックの場で勝利を収め決勝トーナメントに進出、最終順位は7位となりました。また、同女子日本代表チーム・火の鳥NIPPONはフルセットとなった韓国戦をはじめ白熱した好ゲームを演出し最終10位という成績を残すことができました。しかし、男女ともに目標としていたメダルには届かず、世界との差を感じさせられる結果となりました。これから、男子はフィリップ・ブラン新監督、女子は眞鍋政義新監督と、それぞれチームや日本のバレーボールをよく知る指揮官のもと、2024年のパリオリンピックの出場権を獲得するため強化を行ってまいります。チームは本年春に始動し、来年2023年の夏にはパリオリンピックの予選が始まるという非常にタイトなスケジュールとなります。関係各所の皆さまにご協力いただきながら、オールジャパン体制でチームのサポートを行ってまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
本年度、龍神NIPPONと火の鳥NIPPONはそれぞれ「FIVBバレーボールネーションズリーグ」、「第7回アジアカップ」、「2022世界選手権」、「第19回アジア競技大会」に出場する予定です。「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」は大阪で男子のホームゲームが開催され、龍神NIPPONだけでなく世界の強豪のプレーを日本の皆様にもご覧いただける機会となります。また、男子がロシア、女子がオランダとポーランドで行われる世界選手権は、「世界で1番難しい大会」とも言われ、チームの最初の試金石となる重要な大会です。
一方ビーチバレーボール日本代表チームは、男女ともに東京オリンピックで1回戦を突破できず苦しい結果となりました。その後、新しく強化委員長に就任した牛尾正和氏のもと、急ピッチで強化を進めており、女子は11月にタイで開催された「ビーチバレーボールアジア選手権」において、石井/溝江組が準優勝するなど、明るい兆しも見えております。本年も国内ではジャパンビーチバレーボールツアー2022、海外では国際バレーボール連盟(FIVB)主催の「ビーチプロツアー2022」やアジアバレーボール連盟(AVC)主催のツアー大会が行われます。引き続き日本のビーチバレーボール界全体の底上げを行うとともに、世界各国で開催される大会に日本チームを送り出し、パリオリンピックの出場権獲得とさらにその先の未来を見据えて、強化を邁進してまいります。
また、「競技スポーツ」として国際舞台で結果を残すことはもちろんですが、「生涯スポーツ」としてのバレーボールの普及にも引き続き努めてまいります。昨年は本会として初めて授業内で行う“バレーボール普及プログラム”を東京都杉並区内の小学校でスタートさせました。本プログラムは今後も、杉並区をモデルケースとし、さらに活動を広げていく予定です。引き続き、バレーボールがもつ特性である“つなぐ”をキーワードに、『JVAはバレーボールの“つなぐ力”を世界に育みます』を本会のミッションとして、バレーボールを通じて「自分のからだとこころの“つながり”」「自分とひとの“つながり”」「ひととひととの“つながり”」を大切にするひとを育むことを目標として掲げ、各種事業を執り行ってまいります。
そして本年も本会の各加盟団体と手を取り合い、国際大会である「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022 大阪大会」のほか、「令和4年度 天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会」や「第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会」、ビーチバレーボールの「ジャパンビーチバレーボールツアー2022」をはじめとする各国内大会を、ファンの皆様に楽しんでいただけるイベントとし、出場する選手およびチーム関係者の皆様が満足できる大会となるよう、努めて参ります。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が今までと比べて落ち着いてきているとはいえ、新しいオミクロン株の発生など今年も先行きの見えない状況が続くことが予想されます。引き続き感染症対策を徹底しながら、バレーボールの“つなぐ力”を結集させ、バレーボールの歩みを止めることのないよう前進してまいります。ご観戦の際には感染症対策にご協力いただくなど、皆様には引き続きご不便をおかけするかと思います。この新型コロナウイルス感染症が早急に終息し、スポーツが人々の日常に戻る日が近づくことを切に願ってやみません。
本年も皆様の温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年元旦
公益財団法人日本バレーボール協会
副会長 松下 敬
副会長 河本 宏子
あけましておめでとうございます。
謹んで新年のごあいさつを申し上げますとともに、本年も皆様にとって素晴らしい年になりますことを心よりお祈り申し上げます。
はじめに、ビーチバレーボール国際大会でのキャンセル申請漏れに対する一連の不適切な対応については、選手の皆様、日頃よりお世話になっております関係者の皆様、そして応援してくださるファンの皆様の信頼を裏切ることになりましたことを深くお詫び申し上げます。弊会では第三者委員会を発足させ、先月行われた2021年度第6回理事会(臨時)にて、同委員会による調査報告書が提出されました。本件の処分については1月13日(木)に行う2021年度第7回理事会(定例)にて諮り、決議する予定です。弊会といたしましてはこの度の調査報告書の内容を真摯に受け止め、再発防止と皆様からの信頼回復に向けて、誠心誠意努めてまいります。
昨年は異例のコロナ下で、1964年以来2度目となる東京オリンピックが開催されました。インドア男子日本代表チーム・龍神NIPPONにおいては29年ぶりにオリンピックの場で勝利を収め決勝トーナメントに進出、最終順位は7位となりました。また、同女子日本代表チーム・火の鳥NIPPONはフルセットとなった韓国戦をはじめ白熱した好ゲームを演出し最終10位という成績を残すことができました。しかし、男女ともに目標としていたメダルには届かず、世界との差を感じさせられる結果となりました。これから、男子はフィリップ・ブラン新監督、女子は眞鍋政義新監督と、それぞれチームや日本のバレーボールをよく知る指揮官のもと、2024年のパリオリンピックの出場権を獲得するため強化を行ってまいります。チームは本年春に始動し、来年2023年の夏にはパリオリンピックの予選が始まるという非常にタイトなスケジュールとなります。関係各所の皆さまにご協力いただきながら、オールジャパン体制でチームのサポートを行ってまいりますので、引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。
本年度、龍神NIPPONと火の鳥NIPPONはそれぞれ「FIVBバレーボールネーションズリーグ」、「第7回アジアカップ」、「2022世界選手権」、「第19回アジア競技大会」に出場する予定です。「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」は大阪で男子のホームゲームが開催され、龍神NIPPONだけでなく世界の強豪のプレーを日本の皆様にもご覧いただける機会となります。また、男子がロシア、女子がオランダとポーランドで行われる世界選手権は、「世界で1番難しい大会」とも言われ、チームの最初の試金石となる重要な大会です。
一方ビーチバレーボール日本代表チームは、男女ともに東京オリンピックで1回戦を突破できず苦しい結果となりました。その後、新しく強化委員長に就任した牛尾正和氏のもと、急ピッチで強化を進めており、女子は11月にタイで開催された「ビーチバレーボールアジア選手権」において、石井/溝江組が準優勝するなど、明るい兆しも見えております。本年も国内ではジャパンビーチバレーボールツアー2022、海外では国際バレーボール連盟(FIVB)主催の「ビーチプロツアー2022」やアジアバレーボール連盟(AVC)主催のツアー大会が行われます。引き続き日本のビーチバレーボール界全体の底上げを行うとともに、世界各国で開催される大会に日本チームを送り出し、パリオリンピックの出場権獲得とさらにその先の未来を見据えて、強化を邁進してまいります。
また、「競技スポーツ」として国際舞台で結果を残すことはもちろんですが、「生涯スポーツ」としてのバレーボールの普及にも引き続き努めてまいります。昨年は本会として初めて授業内で行う“バレーボール普及プログラム”を東京都杉並区内の小学校でスタートさせました。本プログラムは今後も、杉並区をモデルケースとし、さらに活動を広げていく予定です。引き続き、バレーボールがもつ特性である“つなぐ”をキーワードに、『JVAはバレーボールの“つなぐ力”を世界に育みます』を本会のミッションとして、バレーボールを通じて「自分のからだとこころの“つながり”」「自分とひとの“つながり”」「ひととひととの“つながり”」を大切にするひとを育むことを目標として掲げ、各種事業を執り行ってまいります。
そして本年も本会の各加盟団体と手を取り合い、国際大会である「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022 大阪大会」のほか、「令和4年度 天皇杯・皇后杯 全日本選手権大会」や「第70回黒鷲旗全日本男女選抜大会」、ビーチバレーボールの「ジャパンビーチバレーボールツアー2022」をはじめとする各国内大会を、ファンの皆様に楽しんでいただけるイベントとし、出場する選手およびチーム関係者の皆様が満足できる大会となるよう、努めて参ります。
新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が今までと比べて落ち着いてきているとはいえ、新しいオミクロン株の発生など今年も先行きの見えない状況が続くことが予想されます。引き続き感染症対策を徹底しながら、バレーボールの“つなぐ力”を結集させ、バレーボールの歩みを止めることのないよう前進してまいります。ご観戦の際には感染症対策にご協力いただくなど、皆様には引き続きご不便をおかけするかと思います。この新型コロナウイルス感染症が早急に終息し、スポーツが人々の日常に戻る日が近づくことを切に願ってやみません。
本年も皆様の温かいご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
2022年元旦
公益財団法人日本バレーボール協会
副会長 松下 敬
副会長 河本 宏子