国際大会

バレーボール男子世界選手権 国際バレーボール連盟が開催地変更を発表

国際バレーボール連盟(FIVB)は3月1日(火)、8月26日(金)から9月11日(日)に予定されていた「男子世界選手権」について、当初の開催国であるロシアでは開催しないことを発表しました。先月末に始まったロシア軍によるウクライナ侵攻により、ロシアでの大会準備および開催が不可能であるという結論をFIVB理事会が下しました。なお、代替の開催国はこれから検討していくとしています。

FIVBは先月26日(土)、ロシアで開催予定だった「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」の男女予選ラウンドを別の開催地で行うことを決定しており、ロシアでの大会開催が断念されたのは2大会目となります。

男子世界選手権にはバレーボール男子日本代表・龍神NIPPONをはじめとする各大陸代表、前回大会優勝国(ポーランド)、そして開催国のVFR(ロシアバレーボール連盟)の計24チームが出場する予定でした。

代替の開催国および新たな大会に関する情報は、FIVBが発表次第日本バレーボール協会のウェブサイトに掲載します。

■河本宏子会長代行コメント

「参加チームおよび大会関係者の安全を最優先としたこの度のFIVBによる判断を尊重したい。緊張した世界情勢が続く中、来年度は龍神NIPPON、火の鳥NIPPONのシニアチームを筆頭に、ユニバなどのアンダーカテゴリーのチームも国際大会への参加を予定しているため、政府および関係省庁からの情報や、他競技団体の動向を注視しつつ、日本代表チームの安全と健康を第一に考えて大会への参加可否を判断して参りたい」