日本代表

FISUワールドユニバーシティゲームズ 第2回女子選抜候補選考合宿開始

「FISUワールドユニバーシティゲームズ(旧ユニバーシアード競技大会)」に向け、昨年12月末に第1回の選抜候補選考合宿を行ったユニバ女子日本代表チーム。2月28日(月)から3月3日(木)まで、第2回の選抜候補選考合宿を味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で行っています。初日の28日は集合とメディカルチェックのみ、昨日3月1日(火)は午前中に写真撮影やチームを率いる根本研監督によるプレゼンテーションが行われ、午後は体育館にてトレーニングを行いました。

昨年12月末に行った第1回の選抜候補選考合宿は大学生のみの参加でしたが、今回はVリーグに所属する選手も参加。

チームを率いる根本監督は今回の合宿について、「前回の合宿はこれまで2年間実施できなかった強化合宿の再開、リスタートということで、大学1年生から4年生までなるべく縦に、2年間の空白を埋めるイメージで合宿を遂行した。今回は何が起こるかわからないこの新型コロナウイルスの状況なども考慮し、リザーブも含め全員が6月に行われる本大会に向けて意識のスイッチを入れていくようなイメージの合宿にしたい。コロナ禍において、大学生もなかなか思うように活動ができない状況と聞いている。そういったコンディションもしっかり把握し、またVリーグのシーズン中に行う合宿ということもあり十分配慮して進めたい。通常2年かけて準備するところを、ほぼ3回の合宿で本大会に臨むことになる。オンコートでのコミュニケーションは限られたものになるので、オフコートの意識づけも含め、積極的にアプローチしていきたい」と語りました。

また、大会に向けては、「前回までは『第30回ユニバーシアード競技大会(イタリア/ナポリ)』という大会名で、31回目にあたる今回からは『(第1回)FISUワールドユニバーシティゲームズ』と名称が変わっているので、コロナ禍ではあるが”第1回大会”でのメダル獲得、また4大会連続のメダルを目指して挑戦していきたい」と意気込みました。

今後は5月に、大会に向けたメンバーで強化合宿を行ったのち、6月26日(日)に開幕するFISUワールドユニバーシティゲームズに臨む予定です。3カ月後のユニバーシティゲームズ出場と、さらにその先の女子日本代表チーム・火の鳥NIPPONを目指す選手たちの活躍に引き続きご注目ください。

■合宿招集メンバー(欠席者あり)

No. 氏名 所属 身長 ポジション
1 中島 咲愛 鹿屋体育大学4年(久光スプリングス内定) 173 OH
2 高間 来瞳 筑波大学4年(日立リヴァーレ内定) 178 OH
3 宮部愛芽世 東海大学2年 173 OH
4 佐藤 淑乃 筑波大学2年 176 OH
5 石倉 沙姫 日本体育大学2年 174 OH
6 廣瀬 美音 日本体育大学1年 173 OH
7 横田 真未 デンソーエアリービーズ 178 MB
8 横田紗椰香 東海大学4年(デンソーエアリービーズ内定) 178 MB
9 林田 愛佳 福岡大学4年(トヨタ車体クインシーズ内定) 178 MB
10 山中 宏予 青山学院大学4年(埼玉上尾メディックス内定) 180 MB
11 大山 遼 筑波大学2年 176 MB
12 志摩美古都 PFUブルーキャッツ 175 OH/OP
13 川崎 鈴奈 国士舘大学2年 177 OP
14 高橋 美鈴 青山学院大学1年 172 OP
15 松井 珠己 デンソーエアリービーズ 171 S
16 万代真奈美 久光スプリングス 168 S
17 塩出 仁美 日本体育大学4年(JTマーヴェラス内定) 173 S
18 中川つかさ 東海大学3年 159 S
19 花井 萌里 ヴィクトリーナ姫路 167 L
20 大工園彩夏 鹿屋体育大学3年 163 L
21 川畑 遥奈 東海大学3年 162 L

監督:根本 研(日本体育大学)
コーチ:長江晃生(大阪体育大学)
メディカル:山木俊彦(日本体育大学)、宮薗彩香(西南女学院大学)
ドクター:高木健太郎(NTT東日本関東病院)
チームリーダー:中西康己(筑波大学)
総務:小池菜々美、鈴木汐理(いずれも関東大学バレーボール連盟)

※ポジション略称/OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット
MB:ミドルブロッカー、S:セッター、L:リベロ

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