国際大会

2022女子世界選手権第1次ラウンド組合せ抽選会 火の鳥NIPPONはブラジル、中国などと同組

9月23日(金・祝)から10月15日(土)にオランダとポーランドの2カ国で開催される「2022女子世界選手権」の第1次ラウンドの組み合わせ抽選会が3月17日(木)にローザンヌ(スイス)で行われ、女子日本代表チーム・火の鳥NIPPONはブラジル、中国、コロンビア、アルゼンチン、チェコと同じD組に入りました。

19回目の開催となる本大会には、共同開催国のオランダとポーランド、前回王者・セルビアをはじめとする24カ国が参加します。参加チームは6チームずつAからDの4組に分かれ第1次ラウンドを戦い、各組の最終成績上位4チーム(計16チーム)が第2次ラウンドに進みます。

第2次ラウンドでは16チームが8チームずつE、Fの2組に分かれて対戦します。なお、第2次ラウンドでは8チーム中3チームが第1次ラウンドで同組だったチームとなりますが、別組から勝ち上がった4チームのみと対戦し、同組3チームとは対戦しません。各組の最終成績上位4チーム(計8チーム)が第3次ラウンドに進みます。

ノックアウト方式で行われる第3次ラウンドは、第2次ラウンド同組の1位と4位、2位と3位で準々決勝を行い、勝利したチームが準決勝、そして準決勝の結果に応じて3位決定戦、決勝戦が行われます。

抽選会では、開催国のオランダ(出場チーム決定時FIVB世界ランキング10位)とポーランド(同12位)がA、B組、世界ランキング1位のアメリカ、2位のブラジルがC、D組にそれぞれ自動的に振り分けられました。以後、開催国とアメリカ、ブラジルを除く20チームを世界ランキング順に4チームずつ5つのグループに分け、グループごとにA~D組に分ける抽選を下位グループから順に行い、第1次ラウンド各組の顔ぶれが出揃いました。

本大会では世界選手権史上初めて、24チームすべてが第1次ラウンドの初戦を1都市で戦い、その後各開催都市に移っていく方式を採ります。第1次ラウンドの初戦はアーネム(オランダ)で行われ、その後A組と火の鳥NIPPONが入るD組はアーネムに留まり、B組はグダニスク(ポーランド)、C組はウッチ(ポーランド)に移動して第2戦以降を行います。

第2次ラウンドはロッテルダム(オランダ)、ウッチ(ポーランド)、第3次ラウンドはアペルドールン(オランダ)、グリビツェ(ポーランド)、最後は再びアーネムに戻り、3位決定戦、決勝戦を行います。

なお、昨年9月21日(火)にFIVBが出場チームを発表した際、VFR(ロシアバレーボール連盟)がFIVB世界ランキングの枠で出場権を獲得しておりましたが、VFRの欠場に伴い、FIVB世界ランキングで出場権を獲得できなかったチームのうち、最上位につけていたクロアチア(同24位)が繰上げで出場することになったと、FIVBが抽選会の中で説明しました。

第1次ラウンドの競技日程は、国際バレーボール連盟(FIVB)の発表後にJVAウェブサイトでもお知らせいたします。

◆第1次ラウンド組分け・開催都市

チーム 開催都市
A オランダ(10位)、イタリア(6位)、
ベルギー(13位)、プエルトリコ(17位)、
カメルーン(20位)、ケニア(28位)
アーネム
(オランダ)
B ポーランド(12位)、トルコ(4位)、
ドミニカ共和国(7位)、韓国(14位)、
タイ(19位)、クロアチア(24位)
アーネム(オランダ)
グダニスク(ポーランド)
C アメリカ(1位)、セルビア(5位)、
ドイツ(11位)、ブルガリア(15位)、
カナダ(18位)、カザフスタン(23位)
アーネム(オランダ)
ウッチ(ポーランド)
D ブラジル(2位)、中国(3位)、
日本(9位)、コロンビア(16位)、
アルゼンチン(21位)、チェコ(22位)
アーネム
(オランダ)

( )内は出場チーム決定時のFIVB世界ランキング

◆第2次ラウンド組分け・開催都市

チーム 開催都市
E A組1~4位
D組1~4位
ロッテルダム
(オランダ)
F B組1~4位
C組1~4位
ウッチ
(ポーランド)

◆第3次ラウンド対戦カード・開催都市

ラウンド

カード

チーム 開催都市
準々決勝
E組1位×E組4位
E組2位×E組3位
アペルドールン
(オランダ)

F組1位×F組4位
F組2位×F組3位
グリビツェ
(ポーランド)
準決勝 ①の勝者
×
②の勝者
アペルドールン
(オランダ)
③の勝者
×
④の勝者
グリビツェ
(ポーランド)
3位決定戦 ⑤の敗者
×
⑥の敗者
アーネム
(オランダ)
決勝戦 ⑤の勝者
×
⑥の勝者

画像:FIVB