パリ2024オリンピック バレーボール競技およびビーチバレーボール競技 出場国決定プロセス
パリ2024オリンピックのバレーボール競技およびビーチバレーボール競技における出場枠獲得および出場国(と地域、以下省略)決定プロセスについて概要が決定しました。
パリ2024オリンピック バレーボール競技出場国決定プロセス
◇全体出場枠
出場国(チーム)数 |
出場選手数 |
備考 |
男女各12(開催国1+11) |
男女各144人 |
1チーム最大12人(男女とも) |
①オリンピック予選(Olympic Qualification Tournaments, OQT) = 6枠
開催国・フランスを除く世界ランキング上位24カ国(男子・2022年9月12日、女子・10月17日時点)が8カ国ずつ3組に分かれて1回総当たり戦を行い、各組の上位2カ国が出場権を獲得する。予選は女子・2023年9月16日~24日、男子・2023年9月30日~10月8日に実施される。
予選の開催地は2022年10月末までに決定する。
◆組分け方式
A組 |
B組 |
C組 |
オリンピック予選の開催国のうち、 |
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以下、予選開催国を除いた21カ国を世界ランキングの順位ごとにグループ分けし、抽選を行う |
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ランキング1~3位 (C→B→Aの順に割り当て) |
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ランキング4~6位 (A→B→Cの順に割り当て) |
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ランキング7~9位 (C→B→Aの順に割り当て) |
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ランキング10~12位 (A→B→Cの順に割り当て) |
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ランキング13~15位 (C→B→Aの順に割り当て) |
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ランキング16~18位 (A→B→Cの順に割り当て) |
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ランキング19~21位 (C→B→Aの順に割り当て) |
②FIVB 世界ランキング = 5枠
「FIVBバレーボールネーションズリーグ(VNL)2024」の予選ラウンド終了時点のFIVB世界ランキングで、①と③で出場権を獲得した7カ国を除く、上位5カ国が出場権を獲得する。ランキングは、2024年6月17日(女子)、24日(男子)に確定する。
出場チームは、以下の優先順位で決定する。
(1) ①③で出場権を獲得した国がない大陸の国
(2) ①③で出場権を獲得していない国
③開催国 = 1枠
開催国・フランスは男女各1チームの出場権が保証される。
◇出場国決定のフロー
日程 | イベント |
2022年9月1日 | 開催国よりFIVBへ開催国枠の使用意思表明期限 (開催国協会/開催国オリンピック委員会) |
2022年9月12日 | 【男子】FIVB世界ランキングに基づき、オリンピック予選出場チームが決定 |
2022年10月17日 | 【女子】FIVB世界ランキングに基づき、オリンピック予選出場チームが決定 |
2023年9月16日~24日 | 【女子】オリンピック予選(3大会同時開催) |
2023年9月30日~10月8日 | 【男子】オリンピック予選(3大会同時開催) |
2024年6月17日 | 【女子】FIVB世界ランキングによる出場権獲得国決定 |
2024年6月24日 | 【男子】FIVB世界ランキングによる出場権獲得国決定 |
出場権獲得国決定の翌日 | FIVBより出場国オリンピック委員会および出場国協会へ、出場権獲得を書面で通知 |
FIVBからの出場権獲得通知から7日以内 | 出場国オリンピック委員会よりFIVBへ出場意思を書面で表明 |
2024年7月2日まで | FIVBが出場国が決定していない出場枠を再割り当て |
2024年7月8日 | パリ2024オリンピックエントリー締切 |
2024年7月26日~8月11日 | パリ2024オリンピック開催 |
■パリ2024オリンピックでのバレーボール競技大会方式の変更について
パリ大会より新たな競技方式が採用されます。東京大会までは6チームずつ2組に分けて行っていた予選ラウンドを4チームずつ3組に分け、各組の上位2チームと、各組3位のうち成績上位の2チーム(計8チーム)が決勝トーナメントへ進出し、以後、準々決勝、準決勝、3位決定戦、決勝が行われます。
(画像:FIVB)
パリ2024オリンピック ビーチバレーボール競技出場国決定プロセス
◇全体出場枠
出場国(チーム)数 |
出場選手数 |
備考 |
男女各24チーム(開催国1+23) |
男女96人 |
1チーム2人(男女とも) |
■出場枠獲得条件
(1) 1つの国が獲得できる出場枠は男女各2枠まで。
(2) 下記①②で出場権を獲得した国は、2022年7月1日から2024年6月23日のビーチバレーボール大陸予選開催期間に開催される世界選手権、ビーチプロツアー(エリート、チャレンジ、フューチャーの3カテゴリーとファイナル)、承認された大陸ツアーファイナルの各大会で蓄積されるFIVBランキングポイントの上位12人から代表選手を選ばなければならない。
また、この枠で出場権を得たアスリートは、2023年1月1日から2024年6月9日のビーチバレーボール大陸予選開催期間に世界選手権、ビーチプロツアー(エリート、チャレンジ、フューチャーの3カテゴリーとファイナル)、承認された大陸ツアーファイナルに12大会以上出場しなければならない。
(3) 下記③④で出場権を獲得した国は、2022年7月1日から2024年6月23日に開催されるビーチバレーボール大陸予選(複数のフェーズに分かれる場合は1フェーズを1大会とカウント)、承認された大陸ツアー、地区ツアー、国内ツアー、マルチスポーツ競技大会、地域競技大会、FIVBビーチバレーボールスポーツレギュレーションに定義されているFIVB主催大会によって蓄積されるFIVBランキングポイントの上位12人から代表選手を選ばなければならない。
また、この枠で出場権を得たアスリートは、2022年7月1日から2024年6月23日の間に開催される上述の大会のいずれか6大会以上に出場しなければならない。
①FIVBビーチバレーボール世界選手権2023 = 1枠
優勝チームの国に出場枠が与えられる。
②オリンピックランキング = 17枠
2024年6月10日時点でのオリンピックランキング上位17チームの国に出場枠1つが与えられる。
2023年1月1日から2024年6月9日の期間に開催される世界選手権、ビーチプロツアー(エリート、チャレンジ、フューチャーの3カテゴリーとファイナル)、承認された大陸ツアーファイナルの内、最良の成績を収めた12大会での獲得ポイントがオリンピックランキングに反映される。なお、大陸ツアーファイナルは最良の成績を収めた1大会のみ有効。
③大陸予選 = 5枠
5大陸で行われるビーチバレーボール大陸予選で優勝した国に出場枠が与えられる。
①、②、④で1つの国が獲得できる最大出場枠(2枠)を獲得していない国を参加対象とする。
④開催国 = 1枠
開催国・フランスは男女各1チームの出場権が保証される。
◇出場国決定のフロー
日程 |
イベント |
2022年5月31日まで |
各大陸連盟よりFIVBへビーチバレーボール大陸予選の大会方式を確認 |
2023年12月31日 |
開催国よりFIVBへ開催国枠の使用意思表明期限 (開催国協会/開催国オリンピック委員会) |
2023年(時期未定) |
FIVBビーチバレーボール世界選手権2023(開催地未定) |
世界選手権閉幕翌日 |
FIVBより世界選手権優勝国のオリンピック委員会および協会へ、出場権獲得を書面で通知 |
世界選手権閉幕から8日後 |
世界選手権優勝国のオリンピック委員会および協会からFIVBへ、出場意思を書面で表明 |
2023年1月1日~2024年6月9日 |
オリンピックランキング対象期間 |
2024年6月10日 |
FIVBよりオリンピックランキングにて出場権を得た国のオリンピック委員会および協会へ、出場権獲得を書面で通知 |
2024年6月17日 |
オリンピックランキングにて出場権を得た国のオリンピック委員会よりFIVBへ、出場意思を書面で表明 |
2022年7月1日~2024年6月23日 |
ビーチバレーボール大陸予選開催期間 |
2024年6月24日 |
FIVBよりビーチバレーボール大陸予選にて出場権を得た国のオリンピック委員会および協会へ、出場権獲得を書面で通知 |
2024年6月28日 |
ビーチバレーボール大陸予選にて出場権を得た国のオリンピック委員会よりFIVBへ、出場意思を書面で表明 |
2024年7月2日まで |
FIVBが出場国が決定していない出場枠を再割り当て |
2024年7月8日 |
パリ2024オリンピックエントリー締切 |
2024年7月26日~8月11日 |
パリ2024オリンピック開催 |
関連リンク
バレーボール 出場国決定プロセス(FIVBサイト/PDF)
ビーチバレーボール 出場国決定プロセス(FIVBサイト/PDF)