日本代表

アジアU20女子選手権大会 選抜候補選考合宿を実施

5月23日(月)から27日(金)にかけて、NECレッドロケッツ玉川アリーナ(神奈川県川崎市)をお借りして「第21回アジアU20(ジュニア)女子バレーボール選手権大会」に向けた選抜候補選考合宿を行いました。

合宿には日本バレーボール協会の川合俊一会長も訪れ、「ビーチでは不意に風が吹くことがあるので、レシーブ面を早めに作った状態で腕を出す」といった参考となるレシーブの映像を見せるなど、実戦的なアドバイスとともに選手を激励しました。

今年3月に開催された国際バレーボール連盟(FIVB)理事会にてFIVB主催アンダーカテゴリー世界選手権大会の年齢区分を、男女ともに「21歳未満」と「19歳未満」に改めることが決まりました。従来、ジュニア女子日本代表チームは「アジア女子U19バレーボール選手権大会」に出場していましたが、来年開催される世界選手権の予選を兼ねる本大会は、世界選手権に合わせて出場資格の見直しが行われ、「アジアU20女子バレーボール選手権大会」として開催されます。

前身の「アジアジュニア女子選手権大会(U-19)」は2018年6月にベトナムのバクニンで第19回大会が行われ、日本は全試合ストレートで勝利し優勝。翌年のU20世界選手権大会の出場権を獲得しました(日本はU20世界選手権大会でも優勝)。2020年の第20回大会は新型コロナウイルス感染拡大により中止となったため、7月4日(月)から11日(月)にヌルスルタン(カザフスタン)で行われる次回大会が本カテゴリーのアジア選手権としては4年ぶりの大会開催となります。

今後はこの中から選ばれる12人が6月末から最終合宿を行い、カザフスタンへ出発します。日本代表で活躍する石川真佑選手や山田二千華選手など、これまで多くの選手を輩出している本大会。大会連覇、そしてその先の2023年U21世界選手権大会出場権獲得を目指す選手たちに引き続きご注目ください。

■合宿参加メンバー

氏名 所属 身長(cm) ポジション
1 深澤 めぐみ 久光スプリングス 176 OH
2 深澤 つぐみ 東レアローズ 176 MB
3 光広 のぞみ 東海大学1年 165 OH
4 佐伯 亜魅加 岡山シーガルズ 176 OH
5 堤 亜里菜 明海大学1年 170 OH
6 都築 愛未 明海大学1年 171 OH
7 吉武 美佳 久光スプリングス 182 OP
8 加地 春花 トヨタ車体クインシーズ 172 S
9 黒須 咲良 トヨタ車体クインシーズ 180 OH
10 本田 凛 筑波大学1年 177 MB
11 永井 いづみ 明海大学1年 170 S
12 古川 愛梨 下北沢成徳高校3年 184 MB
13 井上 未唯奈 金蘭会高校2年 180 OH
14 成瀬 ももか 八王子実践高校3年 178 MB
15 原嶋 睦夢 熊本信愛女学院3年 173 MB
16 上村 杏菜 金蘭会高校2年 168 OH
17 熊谷 仁依奈 古川学園高校3年 165 S
18 徳本 歩未香 金蘭会高校3年 152 L

監督:山田 晃豊(日本電気健康保険組合)
コーチ:三枝 大地(JVA)、岡本陽(NECレッドロケッツ)
トレーナー:野尻 浩司(株式会社Bright Body)、福嶋 彩(株式会社ケッズトレーナー)
アナリスト:伊藤 南(群馬銀行グリーンウイングス)

※ポジション略称/OH:アウトサイドヒッター、OP:オポジット
MB:ミドルブロッカー、S:セッター、L:リベロ

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