龍神NIPPON、オランダに逆転勝ち ネーションズリーグ初戦
「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」の男子大会がカナダとブラジルにて現地時間7日(火)に開幕しました。ブラジルの首都・ブラジリアでの予選ラウンド第1週ブラジル大会に出場している男子日本代表・龍神NIPPONは同8日(水)(日本時間9日[木])にオランダと本大会初戦を戦い、セットカウント3-1(22ー25、26-24、25-22、25-17)で逆転の末に勝利し、本大会を白星スタートとしました。
第1セットは立ち上がりに相手エースのニミル・アブデルアジズ選手のサーブに苦戦し5連続得点を喫すると、徐々に追い上げるものの逆転には至らず、22-25で落とします。続く第2セットも序盤からオランダに5-11と大きくリードを許しますが、髙橋藍選手のサービスエースなどで13-16と追い上げると、さらにこの試合が日本代表デビューとなった、途中出場の村山豪選手のクイックを起点に6連続得点し24-23と逆転。さらに村山選手のクイックとサービスエースで26-24とし、大逆転の末にセットを奪い返します。続く第3セットも25-22で競り勝つと、第4セットはこの試合両チーム最多25得点を挙げた西田有志選手のスパイクなどで着実に得点を重ねた日本が、25-17で取りました。
この試合で日本は、課題としているブロックで10得点を挙げ、要所で流れを引き寄せることに成功。また、途中出場の選手が多彩な活躍を見せました。
またこの日は、林禎二駐ブラジル日本国大使が試合会場にお越しになり、龍神NIPPONの試合をご観戦くださいました。
試合後にはチームを代表してフィリップ・ブラン監督が面会し、林大使より激励の言葉を頂戴しました。
龍神NIPPONは開幕2連勝を目指して、次は中国と対戦します。引き続き熱い応援をよろしくお願いします。
<次戦>
6月9日(木)15:00(日本時間10日[金]3:00)日本×中国
写真提供:FIVB