国際大会

龍神NIPPON、ドイツに勝利し大阪大会最終ブラジル戦へ ネーションズリーグ

グダニスク(ポーランド)と丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で行われている「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」男子大会予選ラウンド最終週(第3週)も終盤戦に突入しました。大阪大会に出場している男子日本代表チーム・龍神NIPPON(試合前のFIVB世界ランキング7位)はドイツ(同15位)と戦い、セットカウント3-1(23-25、25-22、25-20、25-20)で勝利。同ラウンド9勝目を挙げました。

すでにファイナルラウンド進出を決め、予選ラウンド上位進出を目指す日本。この試合は、前日のカナダ戦から大きくメンバーを入れ替えて臨みます。第1セット、日本は高梨健太選手、高橋藍選手、宮浦健人選手らサイドアタッカー陣を中心に得点し、17-15と競り合いますが、中盤以降はサーブミスが目立ちドイツに連続得点を献上、19-21と逆転を許します。リリーフサーバーで投入された石川祐希選手がサービスエースを決めて22-22と並びますが、逆転には至らず、23-25で落とします。第2セット、宮浦選手のサーブ時にサービスエースを含む3連続得点で4-1と抜けると、18-12まではサイドアウトの応酬に。終盤、ドイツに立て続けに連続得点を奪われるなど悪い流れが続きましたが、高梨選手が難しいトスを決めるなど要所で日本に得点をもたらし、25-22でセットカウントをタイに戻します。流れを掴んだ日本は続く第3、4セットをいずれも25-20で取り、セットカウント3-1で勝利しました。

試合結果

なおこの試合に先立ち、日本のスポーツ界を支えてこられた安倍晋三元首相が昨日ご逝去されたことを受け、会場内で黙祷を捧げました。

次戦は、予選ラウンド最終日の10日(日)に東京2020オリンピック準々決勝でも戦ったブラジルと対戦します。東京2020オリンピックではストレートで敗れましたが、ネーションズリーグに先立ちブラジルで行われた親善試合では、第1戦は3-0でストレート勝ち、第2戦では敗れてしまったものの2-3のフルセットに持ち込むなど、好成績を収めています。今大会では勝利を収め、ファイナルラウンドに勢いをもたらしたいところです。

なお、この試合のチケットは予定枚数の販売を終了しておりますが、19:00よりBS-TBSで生中継があります。引き続き会場やテレビの前から熱いご声援をお送りください。

<次戦>

7月10日(日)19:10 日本×ブラジル

BS-TBSでLIVE放送

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