国際大会

龍神NIPPON、ブラジルに敗れ予選ラウンド5位 ネーションズリーグ

7月5日(火)から行われている「FIVBバレーボールネーションズリーグ2022」男子大会予選ラウンド最終週(第3週)は、丸善インテックアリーナ大阪(大阪市港区)で最終日を迎えました。大阪大会で3連勝中の男子日本代表チーム・龍神NIPPON(試合前のFIVB世界ランキング7位)はブラジル(同2位)と対戦し、セットカウント0-3(23-25、23-25、22-25)のストレートで敗れ、予選ラウンドを9勝3敗(勝点27)の5位で終了しました。

この試合では、カナダ戦のメンバーから、大塚達宣選手に代えて髙橋藍選手をスタートで起用します。

第1セット、強力なスパイクサーブを次々と打ち込むブラジルにサーブレシーブを崩され、思うような攻撃が組み立てられない日本は、サイドアウトを取ってブラジルに食い下がりますが、23-25でセットを落とします。続く第2セットも序盤からブラジルが先行し10-12で折り返しますが、西田有志選手のスパイク、前セット途中から出場した大塚達宣選手のブロックで13-13、西田選手、石川選手のスパイクで18-18とブラジルと競り合います。終盤、山内晶大選手のクイック、西田選手のブロックで21-20と一時は逆転しますが、勝負所でブラジルに得点を許し、このセットも23-25で落とします。逆転勝利に向けて盛り返したいところでしたが、序盤からサーブミスが出て本来の日本の持ち味を発揮できぬまま、10-14、18-23とリードされると、終盤にはキャプテン・石川祐希選手のバックアタックなどで巻き返しを図りますが、22-25で敗れ、国際バレーボール連盟(FIVB)主催大会での29年ぶりのブラジル戦勝利とはなりませんでした。

試合結果

予選ラウンド5位の龍神NIPPONは、20日(水)から27日(日)までボローニャ(イタリア)で行われるファイナルラウンドに進出します。予選ラウンドの上位8チームが出場するファイナルラウンドでは、ノックアウト方式のトーナメント戦で優勝チームを決定します。

予選ラウンドの最終順位はグダニスクでこの後行われる試合の結果によって確定、その順位次第で対戦カードが決まります。詳しい競技日程と対戦相手につきましては、FIVBの発表後にお知らせいたします。

初のファイナルラウンドへ挑む龍神NIPPONへの熱い応援を引き続きよろしくお願いします。

◆予選ラウンド最終順位

1位: イタリア(10勝2敗、勝点31、セット率=3.555)☆
2位: ポーランド(10勝2敗、勝点31 、セット率=3.300)☆
3位: アメリカ(10勝2敗、勝点27)☆
4位: フランス(9勝3敗、勝点28)☆
5位: 日本(9勝3敗、勝点 27)☆
6位: ブラジル(8勝4敗)☆
7位: イラン(7勝5敗)☆
8位: オランダ(6勝6敗)☆
9位: アルゼンチン(5勝7敗、勝点18)
10位: スロベニア(5勝7敗、勝点15)
11位: セルビア(5勝、7敗、勝点14)
12位: ドイツ(4勝8敗)
13位: 中国(3勝9敗)
14位: ブルガリア(2勝10敗、勝点9)
15位: カナダ(2勝10敗、勝点6)
16位: オーストラリア(1勝11敗)
☆…ファイナルラウンド進出

写真提供:FIVB

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