龍神NIPPON 沖縄で6年ぶりに紅白戦を開催
男子日本代表チーム・龍神NIPPONは30日(土)と31日(日)の2日間にわたって、沖縄アリーナ(沖縄県沖縄市)で「2022男子バレーボール世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦 in 沖縄」を行い、深津貴之監督代行率いるAチームと、真保綱一郎監督率いるBチームが対戦しました。
2016年以来6年ぶりの開催となった沖縄での紅白戦開催は、両日とも4,000人近い観客の皆さんの熱気に包まれながら行われました。初日はBチームが前半に主導権を握って2セットを先取しますが、後半はAチームが盛り返してセットカウント2-2のタイに戻して終了。2日目はセットカウント3-1でAチームが勝利しました。両日とも、迫力あるスパイクやフライングレシーブなどが決まるたびに拍手が沸き起こっていました。
初日の30日(土)に24歳の誕生日を迎え、両日ともにコートに立ち続けた村山豪選手は「誕生日に試合があったことはこれまでになかった。初めての経験で、たくさんの方がお祝いのメッセージをくれたり、会場にいる方が『お誕生日おめでとう』と言ってくれてすごく嬉しかったし、そういうファンの皆さんに24歳になって初めてのプレーを見てもらえて嬉しかった」と喜びを語りました。サービスエースで度々会場を沸かせた宮浦健人選手は「この沖縄の地で、たくさんのお客さんの前でプレーできたのはすごく楽しかった。すごくいいサーブが打てていたので、そこは世界選手権に向けていいアピールになったと思う。ブロックは吸い込みなども多かったので、もう少しいいタッチが取れればよかった」と振り返りました。
Bチームのキャプテン・深津旭弘選手は「今日(2日目)はちょっと相手にやられた部分はあったが、初日と2日目で自分たちの強みは再確認できたので、そこをどうこれから生かしていくかの作業をしていければ」と手応えを語りました。また、弟の貴之コーチと日本代表の試合で初対戦したことについて、「監督代行でもすごいことをやっているな、といい刺激になった。負けないように頑張りたい」と語りました。
地元・沖縄県出身のBチーム・仲本賢優選手は「会場での応援や、色々な方からSNSにメッセージをいただいた。応援していただいて本当に有難いし、(沖縄で)プレーできてよかった。まだ改善しなくてはいけない点は多いし、もっとアピールをしていかなくてはいけない立場なので、選ばれていることに満足せず、これからどんどん上を目指して日々努力をしていきたい」と2日間を振り返ってコメントしました。
沖縄アリーナにてご観戦くださった皆さま、新型コロナウイルス感染症対策に協力いただきながら選手へご声援をお送りくださり、ありがとうございました。また、それぞれの場所からインターネットでのライブ配信を通じてご声援をお送りいただいた皆さまも、ありがとうございました。
この後、まずは8月7日(日)よりBチームが「2022AVCカップ」に出場します。Aチームは味の素ナショナルトレーニングセンター(東京都北区)で合宿を行ったのち、クーネオ(イタリア)での事前合宿を経て、26日(金)にスロベニア、ポーランドで開幕する「2022男子世界選手権」に出場します。
今シーズンの集大成となる大会に挑む両チームに、引き続きご声援をよろしくお願いいたします。
■2022男子バレーボール世界選手権壮行試合 日本代表紅白戦 in 沖縄
1日目 7月30日(土)
Aチーム 2-2 Bチーム (16-25、20-25、25-21、25-19)
2日目 7月31日(日)
Aチーム 3-1 Bチーム (25-16、18-25、25-15、25-16)