国際大会

龍神NIPPON、2022男子世界選手権初戦はカタールにストレート勝ち

「2022男子世界選手権」が8月26日(金)、リュブリャナ(スロベニア)にて開幕しました。第1次ラウンドB組の男子日本代表チーム・龍神NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング9位)はこの日、世界選手権初出場のカタール(同21位)と対戦し、セットカウント3-0(25-20、25-18、25-15)のストレートで勝利。幸先の良いスタートを切りました。

本大会ではまず、第1次ラウンドで出場24チームが4チームずつ6つの組に分かれて1回総当たり戦を行います。第1次ラウンド各組の最終成績上位2チームと、各組で3位となったチームのうち成績上位の4チームの計16チームがノックアウト方式の決勝トーナメント(Round of 16)に進出します。

日本の本大会初戦の相手は、昨年千葉市で開催されたアジア選手権以来の対戦となったカタール。

第1セット、序盤に髙橋藍選手、大塚達宣選手の大学生コンビらが連続得点を奪い12-7とリードすると、堅い守備で自陣にボールを落とさずにトランジション攻撃から得点を重ね、25-20で先取します。第2セットは西田有志選手がチームをけん引。自身のサーブ時にサービスエース、さらにラリーから強烈な一打を打ち込むなどチームに勢いをもたらし、25-18で連取します。続く第3セット、立ち上がりは競り合いとなりますが、8-7の場面で髙橋選手にサーブ順が回ると、髙橋選手が上げた「フェイクセット」を西田選手が決めるなど4連続得点をマークし12-7と引き離します。終盤には左足首の捻挫から復帰したキャプテンの石川祐希のスパイク、西田選手のブロックなどで再び4連続得点を奪い、最後は西田選手のサービスエースで25-15。終始危なげのない試合運びでカタールを下しました。

試合結果

この日行われた第1次ラウンドB組のもう1つの試合では、前回大会準優勝のブラジル(大会前のFIVB世界ランキング3位)がキューバ(同12位)を相手に、セットカウント3-2(31-33、21-25、25-16、25-17、18-16)と、2セットダウンからの逆転勝利を収めています。

なお、リュブリャナでの大会初戦を目前に控えた24日(水)、南部正司男子強化委員長が松島浩道スロベニア共和国駐箚特命全権大使を表敬訪問し、チームを代表して本大会での躍進を誓いました。

龍神NIPPONは次戦、ブラジルと第1次ラウンド2勝目をかけて対戦します。ネーションズリーグ大阪大会での対戦では敗れている相手だけに、世界選手権の舞台でリベンジを果たしたいところです。次戦も龍神NIPPONへの熱い応援をよろしくお願いします。

<次戦>

8月28日(日)14:00(日本時間21:00)日本×ブラジル

TBS(一部地域除く)で録画・ハイライト放送

写真提供:FIVB

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大会概要

競技日程

龍神NIPPON 出場選手14人