2022女子世界選手権開幕 火の鳥NIPPONは初戦でコロンビアにストレート勝ち
9月23日(金)に開幕した「2022女子世界選手権」。第1次ラウンドD組の女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング7位)は25日(日)、アーネム(オランダ)で行われた初戦でコロンビア(同16位)と対戦し、セットカウント3-0(25-20、25-22、25-17)のストレートで勝利しました。
本大会ではまず、第1次ラウンドで出場24チームが6チームずつAからDの4つの組に分かれて1回総当たり戦を行い、各組の最終成績上位4チーム(計16チーム)が第2次ラウンドに進出します。第2次ラウンドではその16チームが8チームずつE、Fの2組に分かれて対戦し(別組から勝ち上がった4チームのみと対戦)、各組の最終成績上位4チーム(計8チーム)がノックアウト方式の第3次ラウンドに進みます。
試合は井上愛里沙選手のサーブから始まり、序盤は互いに点を重ねる展開に。その後、連続得点を決めた日本が徐々にリードを広げ、11-6となったところでコロンビアがまずタイムアウトを取ります。中盤、長いラリーを関菜々巳選手がツーアタックで決めると、ペースを掴んだ日本が25-20でセットを先取します。第2セットも前半は均衡が崩れず、日本のリードで試合が進むも点差は大きく広がりません。終盤は日本のミスもあり、2点差まで詰め寄られますが、最後はキャプテンの古賀紗理那選手が決めて25-22でセットを連取します。第3セットはリリーフサーバーの石川真佑選手がサービスエースを奪うなど日本の連続得点が続き、コロンビアを突き放して25-17。最後に決めた井上選手はこの試合21得点の活躍を見せ、日本は大事な初戦をストレート勝利で飾りました。
D組の他の試合では中国がアルゼンチンを、またブラジルがチェコを下してそれぞれ日本に次いで2位、3位につけています。
火の鳥NIPPONは次戦、チェコ(大会前のFIVB世界ランキング19位)と第1次ラウンド2勝目をかけて対戦します。連戦となりますが、次戦もテレビの前から火の鳥NIPPONへの熱い声援をお送りください。
<次戦>
9月26日(月)14:15(日本時間21:15)日本×チェコ
写真提供:FIVB