パナソニックパンサーズが2年ぶりの優勝! 「2013/14 V・プレミアリーグ」男子ファイナル
2013/14V・プレミアリーグの男子ファイナル(優勝決定戦)が4月13日に東京体育館で行われ、セミファイナルリーグ戦2位のパナソニックパンサーズが、同1位のJTサンダーズにフルセット(25-21、13-25、25-16、19-25、15-10)で2年ぶり、4回目となる優勝を果たしました。
優勝決定戦の前に行われた3位決定戦では、堺ブレイザーズが東レアローズにフルセット(25-17、25-20、25-27、17-25、15-13)で勝利しました。
優勝したパナソニックパンサーズには、ブランデージトロフィーと副賞の1,000万円が贈られました。
パナソニックパンサーズの清水邦広選手は「今シーズン、高いブロック相手にどう打つかということを学んだ。勝てたのは、勝ちたいという気持ちが(パナソニックの方が)強かったからだと思う」と述べました。キャプテンの永野健選手は「5セット目にもつれ込んだら、どちらのチームが勝ちたい気持ちが強いかだと思っていた。僕はチーム全員を信じていたので、大丈夫だろうと思っていた」とキャプテンらしく試合を振り返りました。
また、今年度から全日本男子チームの監督に就任するため、パナソニックパンサーズの監督として最後のV・プレミアリーグを戦った南部正司監督は、「(今日のような)戦い方は、今後の全日本男子を率いる上でも参考になる戦い方。いかに強いサーブを上げるか、また、1回で攻めるだけでなくセカンドチャンスをもらうこと。(全日本男子監督就任に伴い)来シーズンからパナソニックを離れるが、これからもっともっと強くなる要素があるチーム。ぜひ今後もパナソニックに期待してほしい」と熱く語りました。
■ファイナルラウンド最終順位
優勝: パナソニックパンサーズ
準優勝: JTサンダーズ
3位: 堺ブレイザーズ
4位: 東レアローズ
■個人賞
○優勝監督賞
南部正司(パナソニックパンサーズ)
○得点王(最多得点) ※
ペピチ, ミラン(堺ブレイザーズ)
○スパイク賞(アタック決定率) ※
清水邦広(パナソニックパンサーズ)
○ブロック賞(セット当たりブロック決定本数) ※
富松崇彰(東レアローズ)
○サーブ賞(サーブ効果率) ※
越川優(JTサンダーズ)
○サーブレシーブ賞(サーブレシーブ成功率) ※
古賀幸一郎(豊田合成トレフェルサ)
○優秀GM賞
栗生澤淳一(JTサンダーズ 部長)
○20周年ニューヒーロー賞
井手智(東レアローズ)
※はレギュラーラウンドでの成績による。
■Vリーグ栄誉賞(通算230試合出場)
北島武(堺ブレイザーズ)
松本慶彦(堺ブレイザーズ)
酒井大祐(JTサンダーズ)
枩田優介(パナソニックパンサーズ)
■Vリーグ日本記録賞
○最多得点日本記録
越川優(JTサンターズ)
○サーブ効果率日本記録
越川優(JTサンターズ)
■Vリーグ功労賞
加藤陽一(つくばユナイテッドSun GAIA)
濱口純一(東京ヴェルディ)