国際大会

ブラジルに惜敗し火の鳥NIPPONは5位で大会終了 2022女子世界選手権

9月23日(金)に開幕した「2022女子世界選手権」は11日(火)、第3次ラウンド 準々決勝が行われ、女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON(大会前のFIVB世界ランキング7位)はブラジル(同2位)と対戦。セットカウント2-3(25-18、25-18、22-25、25-27、13-15)で惜敗し、大会を5位で終えました。

第1次ラウンドで対戦した際には3-1で勝利していますが、昨年の東京2020オリンピックや今年のネーションズリーグでも銀メダルを獲得するなど、常にメダル争いに絡む強豪ブラジルとの再戦。第1セット、第2セットはサーブで攻める日本が優位に試合を進め、石川真佑選手のサービスエースや林琴奈選手のスパイクも決まるなど、日本が順調にセットを連取します。ブラジルは後のない第3セット、メンバーを入れ替えて臨むと7-11と徐々に主導権を握ります。日本もキャプテンの古賀紗理那選手を起用し食らいつきますが、最後まで追いつくことができず22-25でこのセットを奪われます。続く第4セット、日本は井上愛里沙選手をコートに戻し、その井上選手が序盤から得点に絡む活躍を見せます。一時は日本がリードしますが、互いに譲らず終盤まで度々形勢が入れ替わる展開に。終盤、逆転したブラジルに対して山田二千華選手が最初のセットポイントを凌ぎますが、最終的に25-27でこのセットもブラジルに連取され、セットイーブンとなります。最終セットも序盤から一進一退の攻防が続きますが、10-10の同点からブラジルに3連続得点を許すと、日本も林選手のスパイクや山田選手のブロックでなんとか踏みとどまりますが、最後は13-15と残念ながらこのセットもブラジルに奪われ、逆転負けとなりました。

試合結果

目標としていた第3次ラウンド進出を果たし、ベスト4まではあと一歩のところで届きませんでしたが、テレビやPC、スマートフォン等を通じて火の鳥NIPPONへたくさんのご声援をお送りいただき、誠にありがとうございました。来年はオリンピック予選も行われるなど、パリ2024オリンピックに向けた競争もさらに激しくなることが予想されます。日本代表としてのシーズンはこれで終了となりますが、選手はこの後V.LEAGUEや大学、海外のリーグに参戦します。引き続き、ご注目ください。

写真提供:FIVB

 

 

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大会概要

競技日程

火の鳥NIPPON 出場選手14人