日本、29日の今大会最終戦に初勝利を懸ける FIVBワールドリーグ2014越谷大会
FIVBワールドリーグ2014インターコンチネンタル・ラウンド第6週越谷大会は6月28日(土)、越谷市立総合体育館で日本対ドイツの第1戦を行い、ストレート(16-25、17-25、27-29)で日本が敗れ、南部正司新監督の初勝利を明日29日(日)の今大会最終戦に懸けることになりました。
第1セット、日本はドイツの高さとパワーに押され、ドイツペースで試合が進みます。日本はキャプテン・越川優選手のスパイクなどで応戦しますが、逆転には至らず、このセットを落とします。気持ちを切り替えて臨んだ第2セット、日本が4連続得点と幸先のいいスタートを切りますが、逆にドイツに5連続得点を奪われるなど、流れに乗りきれません。中盤まで一進一退の攻防を繰り広げ、清水邦広選手のサービスエースなども飛び出しますが、最後までディグ(スパイクレシーブ)を拾い切ることができず、ドイツに2セット連取を許します。後がない第3セット、越川選手のサービスエース、衛藤英興選手の速攻などで踏ん張りを見せ、互いに譲らないこのセットはデュースにもつれ込みますが、最後はドイツのブロックに抑え込まれ、白星を飾ることはできませんでした。
◆南部正司監督
「今日の試合のような展開は、我々が1番やってはいけない試合展開。レセプション、コンビの不安定さが原因になっている。(明日の試合に向けて)もう1度、『チャンスをチャンスにする』ということを大切にしながら、全員の力で勝ち星を取れるように全力を尽くしたい」
◆越川優選手
「チームとして出してはいけないミスが1セット目から多かった。そういうミスを出していると格上の相手には勝てない。細かい技術的な部分をチームとしてしっかり反省し、選手1人1人が明日に向けて自覚を持って明日に臨みたい」
◆清水邦広選手
「レシーブ、ブロックなどディフェンスの部分はセットを重ねるごとによくなっていっていたが、最後のスパイクのところで自分が決めきれなかった。自分の力不足を感じたので、フォームやブロックアウトなどももう1度確認したい」
◆衛藤英興選手
「今日は(チームとして)切り替えが巧くできていなかったので、明日は試合中にもっと声を掛け、最後の1試合を頑張りたい」
なお、プールDのその他の試合では、アルゼンチンがフランスをフルセット(25-20、19-25、17-25、25-20、15-13)で下しています。
明日6月29日(日)に開催される第2戦の当日券も、11:00より、会場にて販売されます(※開場は11:30)。ぜひ会場にお越しいただき、龍神NIPPONのワールドリーグ2014最終戦にご声援をお願いします!
○インターコンチネンタル・ラウンド プールD 順位表(6月28日時点)
1位 フランス(勝点27/9勝2敗)
2位 アルゼンチン(勝点25/8勝3敗)
3位 ドイツ(勝点13/5勝6敗)
4位 日本(勝点1/0勝11敗)