ブルガリアに勝利し白星スタート エリツィン杯2014
「エリツィン杯2014」が7月9日(水)、エカテリンブルグ(ロシア)で開幕し、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは初戦、ブルガリアと対戦しました。昨年のFIVBワールドグランプリ2013で敗れているブルガリアを相手に4セット中3セットがデュースになる大接戦を演じ、セットカウント3-1(30-28、28-30、25-17、27-25)で勝利。白星スタートを切りました。
7月16日(水)から開催される「イタリア親善試合」より合流予定だった大野果奈選手(NECレッドロケッツ)が「エリツィン杯2014」から出場することになった今大会。その大野選手がスターティングメンバーで出場した第1セット、中盤まで競り合いを演じる中で、中道瞳選手(東レアローズ)がサービスエースを決めるなどして日本がリードを奪います。終盤に点差を詰められデュースに持ち込まれ、苦しい展開になりますが、30-28で第1セットを先取します。続く第2セットは終盤にブルガリアのサーブと高いブロックに阻まれセットカウント1-1のタイとされますが、第3セット、中盤にキャプテン・木村沙織選手(東レアローズ)のブロックで流れを引き寄せると、最後も木村選手のサービスエース、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のスパイクが決まり、このセットを25-17で日本が奪います。第4セットも一進一退の攻防で進む中、途中出場の宮下遥選手(岡山シーガルズ)が連続ブロックを決めると、江畑幸子選手(日立リヴァーレ)もサービスエースを決め、最後はデュースから木村選手がスパイクを決めて27-25とし、このセットで試合を決めました。
この日行われたこのほかの試合では、予選リーグ戦A組で開催国・ロシアとオランダが激突。セットカウント3-1(25-19、18-25、26-24、25-22)でオランダがロシアに勝利しました。また予選リーグ戦の組内での対戦がないチーム同士が対戦する親善試合(※予選リーグの順位決定には関わらない)では、カザフスタンがドミニカ共和国をストレート(25-11、25-23、25-14)で下しています。
本大会の予選リーグ戦でB組の日本は、ブルガリアの他にカザフスタンと同組で、10日(木)にカザフスタンと対戦します。11日(金)は予選リーグ戦での日本の試合はありませんが、親善試合でロシアと対戦する予定です。
この後も、日本は強豪との試合が待ち構えています。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONの活躍に、ご声援をお願いします!