カザフスタンに勝利し、予選リーグ戦B組首位で準決勝へ エリツィン杯2014
「エリツィン杯2014」が7月10日(木)、エカテリンブルグ(ロシア)で大会2日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはカザフスタンと対戦しました。高身長の選手が揃うカザフスタンにリードを奪われる場面もありましたが、ストレート(25-20、25-22、26-24)で勝利。予選リーグ戦を2勝0敗とし、B組首位に立ちました。
第1セット、立ち上がりにサーブでカザフスタンを攻めると、内瀬戸真実選手(日立リヴァーレ)のレフトからの攻撃や、石田瑞穂選手(デンソーエアリービーズ)のブロックなどでリードを広げ、25-20でセットを取ります。第2セット、石井優希選手(久光製薬スプリングス)と宮下遥選手(岡山シーガルズ)のサービスエースなどで勢いに乗ります。中盤に1度は逆転を許すものの、石井選手のブロックや山口舞選手(岡山シーガルズ)の攻撃で再度リードを奪い、25-22で2セットを連取します。第3セットは終盤まで一進一退の展開となります。デュースの末に最後は石田選手が押し込み、26-24で第3セットを奪いました。
予選リーグ戦B組で2勝0敗の日本は11日(金)の予選リーグ戦最終日に行われるブルガリア対カザフスタンの結果を待たずに同組の首位が決定。準決勝進出を決めました。準決勝の試合開始時刻と対戦相手は、11日(金)の予選リーグ戦最終日の試合結果を受けて決定します。
なお、11日(金)に予選リーグ戦の試合がない日本は、同じくA組で試合がないロシアと14:30より対戦します。この試合の結果は予選リーグ戦の順位には関わりません。
10日(木)に行われたこのほかの試合では、予選リーグ戦A組で開催国・ロシアとドミニカ共和国が対戦。フルセット(25-27、25-19、25-27、25-18、15-8)の末にロシアがドミニカ共和国に勝利しました。親善試合ではオランダとブルガリアが対戦。前日(9日[水])に日本に敗れたブルガリアがフルセット(25-23、19-25、25-15、24-26、12-15)の末にオランダに勝利しています。
引き続き全日本女子チーム・火の鳥NIPPONの活躍に、ご声援をお願いします!
○エリツィン杯2014 予選リーグ戦 順位表(7月10日終了時点)
【A組】
1位 オランダ(勝点3/1勝0敗)
2位 ロシア(勝点2/1勝1敗)
3位 ドミニカ共和国(勝点1/0勝1敗)
【B組】
1位 日本(勝点6/2勝0敗)
2位 ブルガリア(勝点0/0勝1敗/セット率=0.333)
3位 カザフスタン(勝点0/0勝1敗/セット率=0.000)