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都道府県ラウンド開催ピーク!【前編】 天皇杯・皇后杯

2014.07.15|国内大会

都道府県ラウンド開催ピーク!【前編】 天皇杯・皇后杯

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(写真は岩手県ラウンド)

「平成26年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」は、7月12日(土)、13日(日)に全国17府県で都道府県ラウンドを開催し、今週もブロックラウンド進出チームが決定しました。本日は9県の大会結果をご案内いたします。

◆青森県ラウンド

女子は高校10チーム、大学2チームの計12チームがエントリー。インターハイ予選決勝戦と同カードとなった代表決定戦では、インターハイ青森県代表の弘前学院聖愛高校が五所川原商業高校をストレート(25-19、25-16)で下し、4年連続6回目のブロックラウンド進出を決めました。男子は高校4チーム、大学3チーム、クラブ5チームの計12チームがエントリー。クラブ同士の対戦となった代表決定戦では、S.O.D(クラブ)がVC青森(クラブ)をストレート(25-18、25-21)で下し、ブロックラウンド初出場を果たしました。

◆岩手県ラウンド

女子は中学校1チーム、ヤングクラブ1チーム、高校3チーム、大学2チーム、クラブ6チームの計13チームがエントリー。県内敵なしのZERO(クラブ)が準決勝で盛岡市立高校に接戦を強いられますが、粘りのバレーでこの試合をものにすると、代表決定戦では県立高田高校にストレート(25-16、25-22)で勝利し、6年連続6回目のブロックラウンド進出を決めました。男子は高校3チーム、大学3チーム、クラブ12チームの計18チームがエントリー。岩手県内唯一の東北1部リーグ所属の岩手大学と、今年の第69回国民体育大会出場を目指す少年男子岩手選抜(高校)の代表決定戦なりました。並居る強豪クラブチームを撃破し、勢いに乗る少年男子岩手選抜が第1セットを取りそのまま逃げ切るかと思われましたが、試合巧者の岩手大学が徐々にリズムを取り戻し続く第2、3セットを連取。フルセット(24-26、25-20、25-23)で少年男子岩手選抜を下し、2年ぶり2回目のブロックラウンド進出を決めました。

東北ブロックラウンドは9月13日(土)、14日(日)に秋田市立体育館(秋田県秋田市)にて開催されます。

◆茨城県ラウンド

女子は中学校1チーム、ヤングクラブ1チーム、高校11チーム、大学1チームの計14チームがエントリー。代表決定戦では、県立下妻第二高校が県立下館第二高校をストレート(25-9、25-21)で下し、初のブロックラウンド進出を果たしました。また、太田中学校と結城育成委員会(ヤングクラブ)は初戦で敗れはしましたが、高校生相手に健闘を見せました。男子は高校4チーム、大学2チーム、クラブ5チームの計11チームがエントリー。代表決定戦では、SIF(クラブ)が霞ヶ浦高校をストレート(25-18、25-20)で下し、2年ぶり2回目のブロックラウンド進出を決めました。

◆群馬県ラウンド

女子は高校8チーム、大学1チーム、クラブ4チームの計13チームがエントリー。高校同士の対戦となった代表決定戦では、前橋東高校が高崎女子高校をストレート(25-21、25-14)で下し、初のブロックラウンド進出を果たしました。男子は、高校2チーム、大学1チーム、クラブ10チームの計13チームがエントリー。クラブ同士の対戦となった代表決定戦では、群馬バレーボールクラブ(クラブ)がS.W.A.T.(クラブ)をストレート(25-13、25-22)で下し、ブロックラウンド初出場を決めました。群馬県ラウンドの代表は、男女ともに初出場のチームに決定しました。

◆埼玉県ラウンド

女子は高校4チーム、大学2チーム、クラブ3チームの計9チームがエントリー。昨年度大会の埼玉県ラウンド代表の細田学園高校が2回戦で敗退する中、本大会は高校生の勢いが勝り、決勝戦は川越市立川越高校と県立大宮東高校による高校チーム同士の対戦となりました。第1セットで中盤に県立大宮東高校にリードを許した川越市立川越高校ですが、逆転の末に第1セットを先取すると、そのまま県立大宮東高校をストレート(27-25、25-12)で下し、初のブロックラウンド進出を果たしました。男子は高校4チーム、大学2チーム、クラブ4チームの計10チームがエントリー。代表決定戦は、2年連続のブロックラウンド進出を目指す大東文化大学と、実力派・JAIL(クラブ)の初顔合わせとなりましたが、序盤から試合を優位に進める大東文化大学が、ストレート(25-15、25-9)でJAILを下し、2年連続2回目のブロックラウンド進出を決めました。

関東ブロックラウンド男子は10月26日(日)に東金アリーナ(千葉県東金市)と大網白里アリーナ(大網白里市)、女子は25日(土)に東金アリーナにて開催されます。

◆石川県ラウンド

女子は大学2チーム、クラブ3チームの計5チームがエントリー。男子は大学4チーム、クラブ4チームの計8チームがエントリー。代表決定戦では、金沢星稜大学がITVC(クラブ)をフルセット(21-25、25-18、25-21)の末に破り、初のブロックラウンド進出を果たしました。男子は大学4チーム、クラブ4チームの計8チームがエントリー。クラブ同士の対戦となった代表決定戦では、RICE(クラブ)が金沢教員クラブ(クラブ)をフルセット(21-25、25-21、30-28)の末に破り、2年連続2回目のブロックラウンド進出を決めました。

◆福井県ラウンド

女子は高校7チーム、クラブ2チームの計9チームがエントリー。代表決定戦では、金津OGクラブ(クラブ)が仁愛女子高校をストレート(25-21、25-21)で下し、6年連続6回目のブロックラウンド進出を決めました。男子は高校4チーム、大学1チーム、クラブ3チームの計8チームがエントリー。代表決定戦では、福井工業大学附属福井高校が福井教員クラブ(クラブ)をストレート(25-15、25-13)で下し、4年連続5回目となるブロックラウンドに駒を進めました。

北信越ブロックラウンドは10月4日(土)、5日(日)に黒部市総合体育センター(富山県黒部市)にて開催されます。

◆島根県ラウンド

女子は高校5チーム、大学1チーム、クラブ2チームの計8チームがエントリー。代表決定戦では、ENJOUE(クラブ)が島根大学をストレート(25-23、25-21)で破り、2年ぶり3回目のブロックラウンド進出を決めました。男子は高校6チーム、高等専門学校1チーム、大学1チーム、クラブ3チームの計11チームがエントリー。代表決定戦では、インターハイ島根県代表の県立松江高校AがMotive(クラブ)をストレート(27-25、25-19)で下し、初のブロックラウンド進出を果たしました。

◆岡山県ラウンド

女子は高校4チーム、大学5チーム、クラブ2チームの計11チームがエントリー。代表決定戦では、今年度女子バレーボールを創部した中国学園大学が昨年度大会の岡山県代表の岡山理科大学附属高校をストレート(25-10、25-21)で撃破。創部したその年に見事ブロックラウンド進出を果たしました。男子は高校4チーム、大学1チーム、クラブ7チームの計12チームがエントリー。代表決定戦では、インターハイ予選決勝戦で金光学園高校に敗れた県立玉野光南高校と高梁クラブ(クラブ)が対戦。県立玉野光南高校が高梁クラブ(クラブ)をフルセット(21-25、25-23、26-24)で下し、3年ぶり3回目のブロックラウンド進出を果たしました。

中国ブロックラウンドは9月13日(土)、14日(日)に鳥取県立米子産業体育館(鳥取県米子市)にて開催されます。

兵庫県ラウンド男子大会の結果については、7月27日(日)に開催される女子大会の結果と併せてご案内いたします。なお、7月5日(土)、6日(日)に開催された神奈川県ラウンド、広島県ラウンド、長崎県ラウンドの試合結果は、以下の通りです。

◆神奈川県ラウンド

女子は高校3チーム、大学2チーム、クラブ3チームの計10チームがエントリー。代表決定戦では、松蔭大学が、インターハイ神奈川県代表の県立大和南高校をストレート(25-18、25-16)で下し、8年連続8回目のブロックラウンド進出を決めました。男子は高校4チーム、大学2チーム、クラブ1チーム、実業団1チームがエントリー。インターハイ神奈川県代表の川崎橘高校が準々決勝、弥栄高校が準決勝で敗退する展開の中、代表決定戦まで勝ち進んだのは産業能率大学とインターハイ出場を逃した荏田高校。県内の強豪高校の選手が揃う産業能率大学が荏田高校をストレート(25-20、25-13)で下し、初のブロックラウンド進出を決めました。

◆広島県ラウンド

中学校1チーム、ヤングクラブ1チーム、高校3チーム、大学3チーム、クラブ1チームの計9チームがエントリー。中学生同士の対戦となった大和スポーツ少年団(ヤングクラブ)と広島一律三入中学校の対戦が会場を沸かせていました。代表決定戦では、進徳女子高校が昨年度大会の広島県ラウンド代表の福山平成大学をストレート(25-21、25-21)で下し、4年ぶり4回目のブロックラウンド進出を果たしました。男子はヤンググラブ3チーム、高校2チーム、大学3チーム、クラブ3チームの計11チームがエントリー。代表決定戦では、神辺旭高校が広島大学をフルセット(18-25、25-21、25-21)の末に破り、ブロックラウンド初出場を決めました。また、大和スポーツ少年団、トップス広島バレーボール学校、ヤングクラブといったヤングクラブカテゴリーのチームの活躍が会場を盛り上げました。特にヤングクラブは県立広島大学庄原キャンパスにストレート(22-25、24-26)で敗れはしたものの、第2セットをデュースに持ち込むなど大学チームを相手に善戦しました。

◆長崎県ラウンド

女子は高校7チーム、高等専門学校1チーム、大学3チームの計11チームがエントリー。インターハイ予選決勝と同じ対戦カードとなった代表決定戦では、「春の高校バレー」昨年度大会覇者の九州文化学園高校が聖和女子学院高校をストレート(25-11、25-12)で破り、8大会連続8回目のブロックラウンド進出を果たしました。男子は高校7チーム、高等専門学校1チーム、大学2チーム、クラブ1チームの計11チームがエントリー。代表決定戦では、インターハイ長崎県代表の県立大村工業高校が長崎国際大学をフルセット(25-12、18-25、25-16)の末に破り、4年連続5回目のブロックランド進出を決めました。

千葉、京都、山口、佐賀、大分、宮崎、鹿児島ラウンドの試合結果は、7月17日(木)にご案内いたします。

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