国際大会

アメリカに敗れてトルコ大会を3敗で終える FIVBワールドグランプリ2014

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「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第1週トルコ大会は8月3日(日)、アンカラで大会3日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはFIVB世界ランキング2位のアメリカと対戦。アメリカに勝ってトルコ大会をいい形で締めくくりたい日本でしたが、フルセット(27-25、17-25、22-25、26-24、11-15)で敗れ、トルコ大会を3敗で終えました。

第1セット、木村沙織選手(東レアローズ)や長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)を中心に得点し、リードを奪います。中盤以降は接戦となりますが、終盤に石井優希選手(久光製薬スプリングス)の好サーブから相手レシーブを崩すと、27-25で第1セットを競り勝ちます。第2セット、セッターとウィングスパイカー陣のコンビネーションが微妙に合わず苦戦します。日本は宮下遥選手(岡山シーガルズ)や内瀬戸真実選手(日立リヴァーレ)を投入しますが、17-25でアメリカに第2セットを奪われます。その後第3セットを22-25でアメリカに奪われ迎えた第4セット、日本は攻守のリズムを取り戻し、リードを奪います。中盤、レシーブの乱れやスパイクミスで10連続失点を喫しますが、長岡選手の得点などで盛り返し、第4セットを26-24で粘り勝ちします。最終第5セットは、立ち上がりに3失点すると、大野果奈選手(NECレッドロケッツ)のブロックや好サーブで巻き返しますが、相手の速攻やブロックに苦しみます。終盤、江畑幸子選手(日立リヴァーレ)や大野選手が意地を見せるも、11-15でアメリカに第5セットを奪われました。

トルコ大会を終えて眞鍋政義監督は、「最後(のアメリカ戦)は勝ちたかった。昨日までの試合(8月1日・トルコ戦、2日・ロシア戦)より少しは良かった。(ウィングスパイカー陣は)少しセッターとコンビ(ネーション)が合ってきた。攻撃のミスが昨日までに比べると少ない気がする。ただ連続失点が多かった。特に4セット目の連続失点が大きかった。(3連敗について)全く違ったことをしているので、ある程度リスクを覚悟している。次のオリンピックで勝つために新しいことに挑戦したいと思っているし、(今大会の)決勝ラウンドに照準を合わせている。次のオリンピックでこの新しい戦術をやらないと間違いなく上に行けない。非常に厳しいとは重々承知している。でもこれはやり通そうと思っている」とコメントしました。

この日行われたトルコ大会のこのほかの試合では、トルコがロシアをフルセット(25-23、29-27、14-25、18-25、15-10)で下しています。

トルコ大会を3敗で終えた日本は、8月8日(金)から10日(日)に予選ラウンド第2週香港大会に出場します。香港大会では日本時間8日(金)19:30よりイタリア、9日(土)16:45より中国、10日(日)14:15よりタイと対戦します。

引き続き、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONにご声援をお願いいたします!

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