国際大会
【現地レポート】石井優希選手のパワーとスピードを備えたプレーに注目! FIVBワールドグランプリ2014
岡山・就実高校出身で23歳の石井優希選手(久光製薬スプリングス)がチームで存在感を発揮しています。眞鍋政義全日本女子監督が「パワーはチームで1、2番」と期待する180cmの大型ウィングスパイカー。FIVBワールドグランプリ初戦のトルコ戦では途中出場で流れを変える役割を担い、久光製薬スプリングスでチームメートの長岡望悠選手の最多20得点に続く12得点をマークしました。
「途中から出場して何とか対応できましたが、まだまだミスも多い。サーブで崩すことや得点を求められているのでもっと精度を高めていきたい」と本人の自己評価は厳しいですが、トルコ戦で試した、コート上にウィングスパイカーを5人置く超攻撃型の新戦術で、貴重な若手の戦力になってきそうです。
2年前のロンドンオリンピックで銅メダルに輝いたベテランと若手の融合を図る火の鳥NIPPON。「世界一に挑戦」のテーマを掲げる攻撃陣で度胸満点の長岡選手の強打とともに、石井選手の幅広い活躍と決定力に注目ください!