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【現地レポート】トルコでも人気者の木村沙織選手 FIVBワールドグランプリ2014

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FIVBワールドグランプリ2014で火の鳥NIPPONは「世界一に挑戦」をテーマに掲げています。その中心でチームを引っ張るのが、主将の木村沙織選手(東レアローズ)です。トルコのアンカラでもその名は知られ、地元のファンや選手から気軽に声をかけられると、満面の笑みで応えています。

木村選手は世界のトップ選手が集まるトルコリーグで2シーズン経験を積み、6月にガラタサライから約2年ぶりに東レアローズに復帰しました。「トルコはバレー人生の中で特に視野が広がった2シーズンだった。主将としてトルコで学んだ経験を今後も生かしたい」と振り返ります。

銅メダルを獲得したロンドンオリンピックから2年。日本はミドルブロッカー(MB)を通常の2人から1人に減らし、ウィングスパイカーを3人から4人に増やす戦術「MB1」のさらなる進化を目指しています。まだコンビプレーが噛み合わず、木村選手も「理想とするバレーには遠い」ともどかしそうですが、「日本のオリジナルを追求し、世界一に挑戦したい。そのためには必要な戦術」と強い意欲を持っています。

1日(金)のトルコ戦は気合が空回りしましたが、2日(土)のロシア戦と3日(日)のアメリカ戦ではそれぞれ16得点と奮闘しました。眞鍋政義全日本女子監督が「根っからの負けず嫌い」というキャプテンの頑張りに今後も期待です!

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