タイに勝利し予選ラウンド1勝5敗 FIVBワールドグランプリ2014
「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第2週香港大会は8月10日(日)、大会3日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはFIVB世界ランキング12位のタイと対戦。セットカウント3-1(25-18、25-19、19-25、25-20)でタイに勝利し、香港大会を1勝2敗(勝点4)で終えました。
第1セット、立ち上がりからブロックなどで4連続得点と奪うと、さらに6連続得点で14-8とリードを広げ、25-18で日本がセットを取ります。第2セット、山口舞選手(岡山シーガルズ)のブロックなどで3連続得点と好スタートを切った日本。石井優希選手(久光製薬スプリングス)、新鍋理沙選手(久光製薬スプリングス)などの活躍で16-7とリードを奪うと、その後も危なげないプレーでタイを寄せつけず、25-15で2セット連取します。19-25で第3セットをタイに奪われ迎えた第4セット、先制点を奪われますが、木村沙織選手(東レアローズ)のスパイクや、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のクロスなどで7-8点差を詰めます。その後タイに3連続得点を許しますが、木村選手、新鍋選手の強打などで5連続得点を挙げて逆転。最後は木村選手がこのセット2本目のサービスエースで25-20とし、第4セットを奪いました。
眞鍋政義監督は、「6戦目にして、やっと1勝できたのが大きい。選手が集中して、ブロック(での得点)が連続した。本大会では宮下(遥選手)を初めて先発で起用した。長岡(望悠選手)、石井(優希選手)、宮下と若い選手の勢いが良かった。江畑(幸子選手)も途中活躍し、久しぶりにチームが1つになった。まだまだコンビネーションのミスは多いが、予選ラウンドはあと3試合あるので、決勝ラウンドにはベストな状態で臨みたい」とコメントしました。
この日行われた香港大会のこのほかの試合では、中国がイタリアをセットカウント3-1(25-20、25-18、22-25、25-16)で下しています。
予選ラウンド通算成績を1勝5敗(勝点5)とした日本は、8月15日(金)から17日(日)に予選ラウンド第3週マカオ大会に出場します。マカオ大会では、15日(金)日本時間18:00よりセルビア、16日(土)15:30に韓国、17日(日)16:30に中国と対戦します。引き続き、火の鳥NIPPONにご声援をよろしくお願いいたします!
FIVBワールドグランプリ2014 予選ラウンド(プールA~I) 順位表(8月10日終了時点)
1位: ブラジル(勝点18、6勝0敗)
2位: トルコ(勝点13、5勝1敗)
3位: 中国(勝点13、4勝2敗)
4位: セルビア(勝点11、3勝3敗)
5位: イタリア(勝点10、4勝2敗)
6位: アメリカ(勝点9、3勝3敗、セット率=1.000)
7位: 韓国(勝点9、3勝3敗、セット率=0.833)
8位: ドイツ(勝点8、3勝3敗)
9位: ロシア(勝点7、2勝4敗)
10位: 日本(勝点5、1勝5敗)
11位: ドミニカ共和国(勝点3、1勝5敗)
12位: タイ(勝点2、1勝5敗)