国際大会

セルビアに勝利し予選ラウンド2勝5敗 FIVBワールドグランプリ2014

2014.08.16-1-top.jpg

「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第3週マカオ大会は8月15日(土)、マカオで大会1日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはFIVB世界ランキング7位のセルビアと対戦し、セットカウント3-1(25-17、10-25、25-17、25-19)でセルビアに勝利。予選ラウンドを2勝5敗としました。

第1セット、日本はセルビアの強打をブロックで封じ先制すると、4連続得点を挙げ波に乗ります。その後、セルビアに5連続得点を許しますが、江畑幸子選手(日立リヴァーレ)、新鍋理沙選手(久光製薬スプリングス)の攻撃でリードを譲らず、25-17で第1セットを取ります。第2セットを10-25で落とし迎えた第3セット、江畑選手のスパイクで先制点を奪うと、新鍋選手のサーブや山口舞選手(岡山シーガルズ)の移動攻撃などでセルビアを翻弄します。その後も長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のスパイク、キャプテン・木村沙織選手(東レアローズ)のサービスエースなどで得点し、代わる代わる得点を重ねセルビアのブロックに的を絞らせない日本。最後は木村選手がレフトからクロスを打ち込み、25-17で第3セットを奪います。第4セット、3連続得点で好スタートを切った日本は、8-8の場面から長岡選手のアタック、宮下遥選手(岡山シーガルズ)のブロックなどで5連続得点を奪いセルビアを突き放します。終盤、この試合好調の江畑選手の2連続バックアタック、強打で25-19とし、第4セットを取りました。

眞鍋政義監督は「セルビアと対戦するといつも力強いスパイク、高いブロックにやられ、勉強させられることが多い。今日(15日)は試合をすることができて良かった。前半は、久しぶりにサーブがミーティング通り(上手く)いった。江畑(幸子選手)がずっと不調だったが、今日は久しぶりに復活した。苦しいところでいい点を取ってくれて非常に良かった。チームにとって明るい材料が増えた。ムードメーカーの筒井(さやか選手)もサーブレシーブにミスが少なく、ディフェンスを頑張っていた」と選手の健闘を称えました。

この試合、24得点の活躍を見せた江畑幸子選手は、「自分らしいスパイクが打てていなくて、練習でもスパイクのフォームを一新してやってきた。最低限、他の選手より(スパイクの)打数が多くないといけないし、得点は誰よりも多くなくてはいけない。ミーティングでも真ん中からの攻撃を決めようとは話していた。(自分のポジションは)新戦術どうのこうのではなく、どの戦術でも点を取ることが大事なポジション。次につながる試合ができた」とこの試合を振り返りました。

この日行われたマカオ大会のこのほかの試合では、中国が韓国をセットカウント3-1(24-26、25-18、25-22、25-19)で下しています。

日本は日本時間16日(土)15:30より、韓国とマカオ大会第2戦を戦います。引き続き全日本女子チーム・火の鳥NIPPONにご声援をよろしくお願いいたします!

関連リンク

大会概要

競技日程

試合結果(戦評)