国際大会

フルセットで韓国に勝利し連勝 FIVBワールドグランプリ2014

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「FIVBワールドグランプリ2014」予選ラウンド第3週マカオ大会は8月16日(土)、マカオで大会2日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはエース、キム・ヨンギョン率いるFIVB世界ランキング10位の韓国を相手にフルセット(22-25、25-21、20-25、27-25、15-13)の末、競り勝ちました。日本は8月17日(現地時間)15時30分より、1次リーグ最終戦として9日にストレート負けを喫した中国と対戦します。

第1セット、互いに得点を重ね一進一退の攻防が続きます。日本は10-8とリードした場面で相手に好サーブを決められるなど4連続失点し、流れを奪われた。その後もキャプテン木村沙織選手(東レアローズ)のスパイクなどで追いすがるも、最後は4連続失点、22-25でこのセットを落とします。第2セット、序盤から互いに譲らない試合展開で後半へ突入します。15-17とされたところで日本がタイムアウトを取ると、相手のミスと木村選手のスパイクで同点とし、なおも江畑幸子選手(日立リヴァーレ)が3連続得点、25-21で第2セットを奪います。第3セット、序盤はキム・ヨンギョン選手の連打などで韓国が優位に立ち、日本はリズムをつかめません。差を詰めたい日本だが、韓国に追い付くことができず20-25でこのセットを落とします。第4セット、後がなくなった日本は大野果奈選手(NECレッドロケッツ)をこの試合初めて、セットの初めから起用します。期待に応える大野選手のクイック攻撃などで攻撃が活性化し、16-12で2回目のテクニカルタイムアウトとします。緊迫した試合運びが続き、24-25からは木村選手の活躍などで得点、27-25で第4セットを奪った。第5セット、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)が左右から決めてチームを勢いづく日本。日本は12-8とリードを奪い、最後は新鍋理沙選手(久光製薬スプリングス)がライトからクロスを放ち、15-13で熱戦に終止符を打ちました。

この日行われたマカオ大会のこのほかの試合では、セルビアが中国をフルセット(24-26、28-26、21-25、25-20、17-15)で下しています。

日本は日本時間17日(日)16:30より、中国とマカオ大会第3戦を戦います。引き続き全日本女子チーム・火の鳥NIPPONにご声援をよろしくお願いいたします!

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