ファイナル東京大会前日監督記者会見を開催 火の鳥NIPPONの新戦術名は「Hybrid 6」!! FIVBワールドグランプリ2014
FIVBワールドグランプリ2014ファイナル東京大会の開幕を翌日に控えた8月19日(火)、都内のホテルにて出場6チームの監督が一堂に会して記者会見が行われました。
会見には、眞鍋政義全日本女子チーム監督をはじめ、予選ラウンド(プールA~I)を勝ち抜いたブラジル、中国、トルコ、ロシア、そしてワールドグランプリ初出場ながら予選ラウンド(プールJ~O)の「ファイナル4」を制したベルギーの各監督が出席。ファイナル東京大会への意気込みを語りました。
◆郎 平(ロウ,ヘイ) 中国監督
日本に来ることができて嬉しい。(ワールドグランプリ)の決勝ラウンドはレベルが高い。若い選手に出場する機会を提供し、経験を積んでほしい。
◆ヘルト・ファンデブルック ベルギー監督
私たちにとって、ワールドグランプリでのプレーは初めて。ファイナル6(※ファイナル東京大会は英語名ではファイナル6)に出場できて驚いているが、この機会を生かしたい。
◆マッシモ・バルボリーニ トルコ監督
ファイナル6に出場できて光栄に思う。私たちの目的はチームのレベルを上げること。予選ラウンドは厳しい戦いだったが、この場(ファイナル6)に戻って来ることができて良かった。
◆ジョゼ・ギマラエス ブラジル監督
日本に再び戻って来ることができて、また、ワールドグランプリのファイナル6に今年も出場することができて嬉しく思う。チームとしてベストを尽くしたい。(前回大会で優勝しているが)優勝候補は存在しないと思う。私たちが優勝できるということを今大会で証明しなければいけない。プレッシャーはあるが、2014女子世界選手権に向けて本大会に出場しているということは非常に大切なこと。
◆ユーリ・マリチェフ ロシア監督
今回決勝ラウンドに来ることができて嬉しく思う。難しい戦いが多くなるが、結果を出したい。選手には「楽しんでほしい」と伝えている。どのチームにも強みと弱みがある。私たちは若いチームなので(今は選手たちの)才能を伸ばそうとしているところ。
◆眞鍋政義 全日本女子監督
明日からファイナル東京大会の5連戦が始まる。本大会は世界のトップチームと試合ができる貴重な機会。厳しい試合になると思うがベストを尽くしたい。
また、記者会見では、火の鳥NIPPONがワールドグランプリで初披露した新戦術の名前が明らかになりました!通常2人起用されるミドルブロッカーを1枚にする「MB1」をさらに進化させた、その名も「Hybrid 6(ハイブリッド6)」。
この新戦術について眞鍋政義全日本女子監督は、「ハイブリッドは『かけ合わせ、混ぜ合わせ』、『新しいものを組み合わせる』という意味。絶対的エースがいない日本チームで、1人1人が助け合いの精神持ち、いろいろなポジションをこなしてほしいという思いからこの名をつけた」と戦術名について解説しました。
記者会見に先立ち、有明コロシアムのマッチコートでは、火の鳥NIPPONが公式練習を公開しました。練習後キャプテンの木村沙織選手(東レアローズ)は、「最初は勝ちがなかったが、チームとして新しいことに取り組んでいるので、すぐに結果が出るとは思っていない。どんな状況でも続けていくことが必要。チームとして、ポジションや、コンビが複雑なので(他の選手たちが)苦労している部分はあるとは思う。今大会では世界のトップチームにチャレンジしていきたい」と明日から試合に向けて意気込みを語りました。
火の鳥NIPPONは20日(水)の初戦でロシアと対戦。その後、21日(木)にトルコ、22日(金)に中国、23日(土)にベルギー、そして24日(日)の最終日にブラジルと対戦します。日本戦は各日19:05開始です。なお、日本戦の全試合は、フジテレビ系列(地上波)で生放送されます!
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バレとも(監督記者会見の動画を掲載中!!)