トルコに勝利し2連勝!! FIVBワールドグランプリ2014ファイナル東京大会
「FIVBワールドグランプリ2014」ファイナル東京大会は8月21日(水)、大会2日目を行い、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONはFIVB世界ランキング11位のトルコと対戦。(25-13、25-17、25-17)でストレート勝ちを収めました!
昨日(20日)のロシア戦での勝利で勢いに乗る火の鳥NIPPON。昨日のスタメンから、石田瑞穂選手(デンソーエアリービーズ)に代え大野果奈選手(NECレッドロケッツ)、江畑幸子選手に代えて石井優希選手(久光製薬スプリングス)を起用します。第1セット、宮下遥選手(岡山シーガルズ)のトスワークが冴え日本は得点を重ねます。大野選手のブロックポイントなどで19-12とリードし終盤に突入すると、さらには石井選手のセンターからのスパイクで突き放し、25-13で第1セットを先取します。第2セット、前半は一進一退の攻防となります。中盤、長いラリーを制した日本が流れに乗ると、16-12で後半へ。相手の強打を宮下選手がレシーブで拾い得点につなげ、24-15で第2セットを連取します。第3セット、勢いに乗った日本は大野選手の変化鋭いサーブで得点を重ね、16-10と主導権を握ります。このセット、効果的なサーブを連発した日本、終盤にも石井選手のサービスエースが飛び出し、25-17で第3セットを取りました。
◆眞鍋政義全日本女子チーム監督
「久しぶりにミーティングどおりのゲーム展開になった。まず、サーブでトルコチームを崩すことができたのと、そのボールをブロックとレシーブで切り替すことができ、思い通りの展開だった。(今日のディフェンスについて)特別なことは何もしていない。選手たちの集中力は今年一番だった。ブロックに関しては、一人一人の約束事がしっかりできていたと思う」
◆大野果奈選手
「出だしからサーブで攻めることができた。そこから、ブロックとディグ(強打レシーブ)が機能したと思う。(自分の仕事は)ライトからも打たなければいけない。主な仕事はクイックなので、セッターとコミュニケーションを取ってやりたいと思う。トランジション(相手の攻撃から)の時も、クイックに入って、トスを上げてもらおうと思っている」
本大会は、出場6チームによる、1回戦総当り戦で行われます。本日21日(木)に行われたその他の試合では、ロシアがベルギーにストレート(25-23、25-16、25-19)で勝利。またブラジルが中国をストレート(25-23、25-20、25-21)で下しています。大会2日目を終えて無敗なのは、火の鳥NIPPONのみとなっております。
火の鳥NIPPONは明日22日(金)19:05から、アジアのライバル・中国と対戦します。勝てばメダル獲得に大きく近づく重要なこの1戦。ぜひ会場で、またテレビの前で、火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いします!
■FIVBワールドグランプリ2014ファイナル東京大会 順位表(8月21日終了時点)
1位: 日本(勝点6/2勝0敗)
2位: ブラジル(勝点4/1勝1敗)
3位: ロシア(勝点3/1勝1敗/セット率=1.333)
4位: 中国(勝点3/1勝1敗/セット率=0.750)
5位: トルコ(勝点2/1勝1敗)
6位: ベルギー(勝点0/0勝2敗)