国際大会

タイに勝利しファイナルラウンド(5ー6位)へ 第4回アジアカップ男子大会

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全日本の若手選手と全日本ジュニアの選手を中心に編成したチームで臨む「第4回アジアカップ男子大会」が8月23日(土)、アルマティ(カザフスタン)で大会5日目を行い、日本はセミファイナルラウンド(5-8位)でタイと対戦しました。日本はジュニア世代の若い力が活躍すると、要所はベテランが締めるバランスの取れた試合運びで接戦を制し、タイに3-2のフルセット(25-23、26-24、23-25、16-25、15-11)で今大会初勝利を飾りました。

第1セット、序盤、日本はサーブレシーブに苦しみ12-16でテクニカルタイムアウトを迎えます。直後、手塚大選手(FC東京)の4連続スパイクが決まり追いつくと、終盤、23-23と同点とします。最後は大竹壱青選手(中央大学1年)のスパイク、ブロックが決まり25-23と逆転で第1セットを先取します。第2セット、大竹選手のスパイク、李博選手(東レアローズ)のクイックとブロックが決まり先行しますが、タイのサービスエースなどで16-18とリードを許します。終盤、大竹選手の強烈なサーブで流れを変えると王金剛選手(東レアローズ)が相手のエースを1枚でブロック、23-23と追いつきデュースまでもつれ込みます。終盤、星谷健太朗選手(サントリーサンバーズ)のブロックが決まりセットポイントを握ると、24-26で第2セットを連取します。第3セット、序盤から両チーム譲らず中盤を迎えますが、王選手のブロック、大竹選手と久原翼選手(東海大学2年)のスパイクが決まり15-11と優位に進めます。中盤、コンビネーションミスからの失点で、19-21とタイに逆転を許し、日本も粘りを見せたが、要所でタイのブロックに阻まれ、23-25でこのセットを落とします。第4セット、序盤、タイのスパイクとブロックが決まり、リードを許すと劣勢を強いられた日本。 セッターを王選手から佐川翔選手(堺ブレイザーズ)に交代、手塚選手に替えて郡浩也選手(日本大学1年)を起用し流れを変えたかったが、失点を重ねて16-25でこのセットを落とします。第5セット 手塚選手のスパイクが決まり幸先の良いスタートを切りますが、2セット連取で波に乗るタイの勢いを止めることができず5-9と点差を広げられます。しかし、タイムアウト後、王の攻めのサーブから相手のサーブレシーブを崩し連続得点、流れを一気に引き寄せ、14-10とマッチポイントを迎えると、最後は手塚がレフトから強烈なスパイクを決めて15-11で奪いました。

日本は、日本時間24日(日)17:00より、中国とファイナルラウンド(5-6位)を戦います。引き続き、第4回アジアカップでの日本チームの活躍に、ぜひご期待ください!

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