チャイニーズタイペイに勝利し今大会初白星 第4回アジアカップ女子大会
第4回アジアカップ女子大会」が9月6日(土)、深圳(中国)で開幕し、23歳以下の選手を中心に編成されたチームで臨む日本は、7日予選リーグ戦(B組)でチャイニーズタイペイと第2戦を戦い、セットカウント3-0(25-20、25-16、25-17)で勝利。今大会初白星となりました。
本大会は出場8チームが4チームずつA、Bの2組に振り分けられ、それぞれ1回戦総当りリーグ戦を行い、順位を決定します。その順位により、クウォーターファイナルラウンド、セミファイナルラウンド、ファイナルラウンドと進みます。
第1セット、出だしこそ一進一退の試合展開でしたが、1回目のテクニカルタイムアウトを8-6で折り返した日本。伊藤望選手(東レアローズ)を中心とした効果的なサーブで相手のサーブレシーブを崩し、攻撃のリズムを作らせません。終盤、高橋沙織選手(トヨタ車体クインシーズ)のスパイクが小気味よく相手コートに突き刺さり、第1セットを25-20と先取します。第2セット、第1セットの好調を持続した日本は、セッターの田代佳奈美選手(東レアローズ)がバックアタックも絡めたトスワークで、高橋選手のみならず島村春世選手(NECレッドロケッツ)、村永奈央選手(神戸親和女子大学3年)、伊藤選手らのスパイク陣の力を存分に引き出し攻撃の手が緩めない。さらに、リベロの鳥越未玖選手(NECレッドロケッツ)を中心とした粘り強いディフェンスで25-16と突き放し、第2セットを連取します。第3セット、好調が続く日本は、大学生選手の村永選手のスパイクが面白いように決まり、8-6とリードした。さらには8-6から伊藤選手のサーブポイントを含めた9連続得点。日本は流れに乗り、25-17と第3セットを奪取しました。
また、この日行われた予選リーグ(B組)のこのほかの試合では、カザフスタンがタイにセットカウント3-0(25-20、25-22、25-17、17-25)で勝利しました。
日本は日本時間9月8日15:00より、タイと予選リーグ戦第3戦を戦います。引き続き、日本チームにご声援をお願いいたします!