中国に敗れ3位決定戦に回る第4回アジアカップ女子大会

「第4回アジアカップ女子大会」が9月11日(木)、深圳(中国)で大会5日目を行いました。日本は中国とセミファイナルラウンド(1－4位)を戦い、ストレート(18－25、19－25、15－25)で敗れました。

第1セット、日本は村永奈央選手(神戸親和女子大学3年)、坂本奈々香選手(県立北九州高校3年)の両エースの活躍もあり9－7とリードします。しかし、次第に中国の高い打点からのスパイクとスピードのあるサーブに、レシーブを崩され守備が綻び始めた日本。14－16から7連続失点し、そのまま18－25と第1セットを失います。第2セット、前セットに引き続き、中国のジャンピングフローターサーブにレシーブを乱され8－11までは一進一退の展開となります。中盤以降も高橋沙織選手(トヨタ車体クインシーズ)の切れのあるスパイクで必死に食い下がりますが、最後は強烈なスパイクで19－25と第2セットを落とします。第3セット、日本は出だしからミスによる失点で0－4と浮足立ちますが、1回目のタイムアウトを挟み5－6まで挽回します。しかし、その後は強弱を交えた中国のスパイクに苦戦し、さらに高いブロックをすり抜けた日本のスパイクも中国のレシーブに拾われ劣勢となります。日本は粘りを見せますが15－25と第3セットを落としました。

また、この日に行われたセミファイナルラウンド(1－4位)のこのほかの試合では、韓国がカザフスタンにストレート(25－18、25－15、25－21)で勝利しました。

日本は日本時間12日(金)17：00より、ファイナルラウンド(3位決定戦)でカザフスタンと対戦します。引き続き、日本チームにご声援をお願いいたします！