国際大会

初戦はアゼルバイジャンに敗れる 2014女子世界選手権(2014世界バレー)

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2014女子世界選手権(2014世界バレー)は9月23日(火・祝)、イタリアで開幕しました。本大会で金メダルを目指す全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは、第1次ラウンドプールDの初戦でアゼルバイジャンと対戦し、フルセット(25-17、20-25、25-20、21-25、9-15)の末に敗れ黒星スタートとなりました。

FIVBワールドグランプリ2014で初披露した新戦術「Hybrid6」で臨む日本。第1セット、石田瑞穂選手(デンソーエアリービーズ)のサービスエース、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)のブロックなどで8連続得点を奪うと、安定した試合展開でリードを保ち、25-17でセットを取ります。第2セット、アゼルバイジャンの高さのある攻撃に苦戦すると、迫田さおり選手(東レアローズ)のバックアタックなどで1度はリードを奪いますが、終盤に連続得点を許し20-25でこのセットを失います。第3セットを日本が25-20、第4セットをアゼルバイジャンが25-21でそれぞれ取り迎えた最終第5セット、立ち上がりに5連続失点を喫した日本は、アゼルバイジャンのPolina Rahimova選手の強打に苦戦します。4-11から4連続得点を奪い追い上げを図りますが、9-15で第5セットを落としました。

◆眞鍋政義全日本女子監督

「今日のアゼルバイジャンは集中力があり、ブロック、アタックとも素晴らしかった。気持ちを切り替えて、明日の試合(24日、ベルギー戦)に臨みたい。最終的にはアゼルバイジャンの高さにやられた。攻撃を20本近くブロックされたと思う。17番の選手(Polina Rahimova選手)に好きなように打たれてしまった。スタメン出場した中道(瞳選手)はスパイカーとのコンビネーションが合っていた。(Rahimova選手を)もう少しサーブで崩して、不利な状況(を作って)からというのが良かったけど、(彼女は)世界でも優秀な選手。(迫田さおり選手は)ワールドグランプリが終わってからあまり練習できてない状況で、セッターとのコンビネーションがぴたりとあっていない状況もあった。スパイク決定率で相手を大きく下回っては勝つのは厳しい」

◆キャプテン・木村沙織選手

「初戦でこういう結果になってしまい残念に思う。悪かったところを反省して、切り替えて頑張りたい。1セット目のスタートはサーブから良く攻められて、良い形でスタートできたと思うが、その後は自分たちのミスがすごく多かったし、相手のブロックポイントにさせてしまうところも多かった。すごくもったいない試合だった」

この日行われたプールDのその他の試合では、中国がプエルトリコをストレート(25-23、25-18、25-20)で下したほか、ベルギーがキューバにストレート(25-15、25-12、25-16)で勝利しています。

火の鳥NIPPONは、日本時間9月24日(水)24:00より、ベルギーと第1次ラウンド第2戦を戦います。FIVBワールドグランプリ2014ファイナル東京大会に続き、今シーズン2度の対戦となるベルギー。この試合に勝利して弾みをつけたいところです。

日本対ベルギーの試合は、24日(水) 23:53よりTBS(地上波)にて生中継されます。火の鳥NIPPONに熱いご声援をよろしくお願いいたします!

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試合結果(戦評)

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エントリーメンバー14名