国際大会

ベルギーに勝利し本大会初白星! 2014女子世界選手権(2014世界バレー)

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2014女子世界選手権(2014世界バレー)は9月24日(水)、大会2日目を行いました。本大会初勝利を目指す全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは第1次ラウンドプールD第2戦でベルギーと対戦。セットカウント3-1(25-22、22-25、25-20、25-23)でベルギーに勝利し、本大会初白星を挙げました!

第1セット、大野果奈選手(NECレッドロケッツ)のクイックなどで7連続得点を奪うと、最後は江畑幸子選手(RCカンヌ)が決めて、25-22でセットを先取します。第2セットを22-25で落とした日本は第3セット、江畑選手のサービスエース、キャプテン・木村沙織選手(東レアローズ)の攻撃でリードを徐々に広げると、終盤にベルギーに4連続得点を決められますが、25-20でセットを奪い返します。第4セット、中盤に7点のリードを奪われながらも江畑選手の攻撃で盛り返すと、ピンチサーバーの石井優希選手(久光製薬スプリングス)、石田瑞穂選手(デンソーエアリービーズ)らの活躍もあり、同点に追い付きます。最後は木村選手のブロックが決まり、25-23で第4セットを奪取しました。

◆眞鍋政義全日本女子監督

「昨日(23日、アゼルバイジャン戦)、今日(24日、ベルギー戦)と前半が良くなく、1ヵ月前のワールドグランプリと違って勢いがないが、ベルギーのサーブと守備に苦しめられながらも勝点3を取ったことが(チームにとって)1番のカンフル剤になった。明日からの試合にこの勝利をつなげたい。江畑(幸子選手)はイタリアに来てから調子が良かった。大野(果奈選手)はサーブもいいし、宮下(遥選手)とのコンビネーションもいい。調子のいい選手からどんどんコートに入れようと考えていた。リベロは普段注目されないが、筒井(さやか選手)もよく頑張った。若い選手が頑張ればチームに勢いも出る。14名の選手をフル活用しないと世界に太刀打ちできない。後半のプレッシャーがかかる場面では、石井(優希選手)と石田(瑞穂選手)のサーブに助けられた」

◆江畑幸子選手

「(勝利できて)嬉しい。昨日悔しい負け方をしてチームの雰囲気も落ちかけていた。このままではいけないと思ったので、勝つことができてよかった。(スタメンで行くと伝えられても)特にいつもと変わりないが、(スタメンだと)言われても言われなくても絶対に勝ちたいと思っていた。イタリアに移動してから調子が上がってきたと自分でも思う。体も軽く感じるし、スパイクの切れも悪くないと思っていた。イタリアに入りアドレナリンが出たのかなと思う」

この日行われたプールDのその他の試合では、中国がアゼルバイジャンにストレート(25-13、25-16、25-17)で勝利しました。また、北中米代表対決となったプエルトリコとキューバの1戦では、プエルトリコがストレート(25-22、27-25、25-19)でキューバを下しています。

火の鳥NIPPONは、日本時間9月25日(木)24:00より、キューバと第1次ラウンド3戦目を戦います。日本対キューバの試合は、25日(木) 23:53よりTBS(地上波)にて生中継されます。引き続き、火の鳥NIPPONに熱い応援をよろしくお願いいたします!!

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エントリーメンバー14名