キューバに勝利し第1次ラウンド2連勝 2014女子世界選手権(2014世界バレー)
2014女子世界選手権(2014世界バレー)は9月25日(木)、大会3日目を行いました。第1次ラウンドでプールDの全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは、14歳のエース・メリッサ・バルガス選手を擁するキューバと対戦。ストレート(25-19、26-24、25-23)で勝利し、第1次ラウンド2連勝を飾りました!
第1セット、立ち上がりにリードを奪うと、大野果奈選手(NECレッドロケッツ)のクイック、長岡望悠選手(久光製薬スプリングス)、江畑幸子選手(RCカンヌ)のスパイクなどが決まり、25-19でセットを先取します。第2セット、中盤までキューバを追いかける展開が続きますが、江畑選手のスパイクで16-16の同点に。その後、キューバに連続得点を奪われ18-21とされますが、長岡選手のスパイクでデュースに持ち込むと、最後は江畑選手が決めて、26-24で第2セットを奪います。第3セット、宮下遥選手(岡山シーガルズ)のツーアタックや木村沙織選手(東レアローズ)のサーブなどでリードを奪うと、キューバに5連続得点を奪われながらも、大野選手のサービスエースなどで得点し、25-23でセットを取りました。
◆眞鍋政義全日本女子監督
「キューバの高さとパワーに苦しめられたが、最後はストレートで勝っていいムードができた。勝つとムードは良くなるが、連続失点があるので改善したい。27日に対戦するプエルトリコはキューバ以上に強い。(長岡望悠選手は)調子が良くなかったが、復調してきたのでチームにはプラスになる。江畑(幸子選手)、長岡が復調し、木村(沙織選手)がいるとなると、今までより攻撃がスムーズになる。(28日の)中国戦の前に、(27日の)プエルトリコ戦が全て。(次の第2次ラウンドは第1次ラウンドの勝敗数を持ち越すので)負けると第2次ラウンドにいっても厳しい。まずはプエルトリコ戦に集中したい」
◆長岡望悠選手
「まだまだ点を取らなくてはいけないと思う。迷いがある中でプレーしていた。スパイクで点を取らないといけないが、『点を取らなくてはいけない』ということにこだわりすぎていた。少し考えながら打ったことから迷いが生まれ、高いブロックに打ってしまい、だんだんリズムが崩れた。コートで迷うことは絶対にしてはいけないと思っていたので、責任感を強く持って臨んだ」
この日行われたプールDのその他の試合では、アゼルバイジャンがプエルトリコをフルセット(25-20、24-26、26-24、16-25、17-15)の接戦の末に破りました。また、中国がベルギーをストレート(25-21、25-22、25-19)で破り、第1次ラウンド無敗を守っています。
火の鳥NIPPONは、日本時間9月27日(土)24:00より、現在プールD4位のプエルトリコと第1次ラウンド4戦目を戦います。この試合は、27日(土) 24:00よりTBS(地上波)にて生中継されます。引き続き、火の鳥NIPPONに熱い応援をよろしくお願いいたします!!
◆2014女子世界選手権 第1次ラウンド プールD 順位表(9月25日終了時点)
1位: 中国(勝点9、3勝0敗)
2位: 日本(勝点7、2勝1敗)
3位: アゼルバイジャン(勝点4、2勝1敗)
4位: プエルトリコ(勝点4、1勝2敗)
5位: ベルギー(勝点3、1勝2敗)
6位: キューバ(勝点0、0勝3敗)