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【現地レポート】若手トリオが大舞台で躍動2014女子世界選手権(2014世界バレー)

2014女子世界選手権(2014世界バレー)。10月1日(水)より始まる第2次ラウンドを前に、全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは9月30日(火)、午前中に筋力トレーニングを行い、本番会場で実戦形式の6対6を中心に練習を行いました。

第1次ラウンドから、世界選手権初出場の若手トリオが奮闘を続けています。背番号は22歳3カ月の大野果奈選手(NECレッドロケッツ)が「17」、9月29日(月)に22歳の誕生日を迎えた筒井さやか選手(久光製薬スプリングス)が「18」、チーム最年少の20歳、宮下遥選手(岡山シーガルズ)が「19」と年齢順に並んでいます。

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3選手の持ち味は様々です。セッターの宮下選手はチームの攻撃を支え、大野選手はクイックやライトからの1打で得点をもたらし、筒井選手は157センチの体を投げ出して懸命に強打を拾います。

第1次ラウンド初戦のアゼルバイジャン戦(23日)では大野選手、筒井選手は出場12名の選手からは外れましたが、2戦目のベルギー戦(24日)では3人揃ってスタメンで出場し、チームに初勝利をもたらしました。筒井選手、宮下選手はそこから5戦目の中国戦(28日)まで先発起用され続け、大野選手も中国戦の第2セットからコートに立ち、7得点をマークしました。大野選手は宮下選手とのコンビネーションに「最初に比べて合ってきていると思うし、これからいろいろなバリエーションのある攻撃をつめていけたら」と手応えを感じています。

初の大舞台で奮闘する3人ですが、コートを離れるとリラックスできる関係のようです。第1次ラウンドが行われたバーリで宮下選手と同部屋だった筒井選手は「いつも遥にいじられたりしています。(2人で)喋って、くだらないことで大笑いしたりしている」と話し、3人で話をしている姿も見られます。第2次ラウンドでも重圧に負けることなく、勢いをチームにもたらします。

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