クロアチアにフルセットで敗れ第2次ラウンドは黒星スタート 2014女子世界選手権(2014世界バレー)
2014女子世界選手権(2014世界バレー)は10月1日(水)、大会6日目を行いました。全日本女子チーム・火の鳥NIPPONは第2次ラウンドプールEでクロアチアと対戦。フルセット(25-18、23-25、27-25、20-25、8-15)で敗れ、同ラウンド黒星スタートとなりました。
第1セット、前半はクロアチアを追う展開となりますが、キャプテン・木村沙織選手(東レアローズ)のスパイクや大野果奈選手(NECレッドロケッツ)のサービスエースなどで逆転すると、20-18の場面から5連続得点を奪い、25-18でセットを先取します。第2セットをクロアチアが23-25、第3セットを日本が27-25で取り迎えた第4セット、序盤は13-10とリードしますが、クロアチアの反撃を受けると点差を一気に離され20-25でセットを落とします。最終第5セット、立ち上がりから4連続失点を喫した日本は木村選手にボールを集めますが、相手の高さに苦しみ5-8でコートチェンジを迎えます。8-10からはクロアチアに強打を決められ、8-15で第5セットを落としました。
火の鳥NIPPONは、日本時間10月2日(木)24:00に、第1次ラウンドプールAを4位で通過したドイツと第2次ラウンド2戦目を戦います。引き続き、火の鳥NIPPONに熱い応援をよろしくお願いいたします!!
◆眞鍋政義全日本女子監督
「(クロアチアは)サーブでほとんど崩れなかった。最終的にはクロアチアの高さ、パワーにやられてしまった。(2014女子)世界選手権に出てくるチームは、サーブが正面にいくと返される。(日本のサーブで)前後、左右に揺さぶることができなかった。(日本は)身長が低いので、ブロックと守備で頑張らないといけないが、ブロックも機能せず、パワーヒッターは多いチームと戦いは厳しい。まだ(第3次ラウンド進出へ)可能性がないわけではない。まずは、明日の試合に集中して頑張りたい」
◆キャプテン・木村沙織選手
「自分たちの攻撃が単発になり、サーブで後半は崩せなかった。相手のライト側からの攻撃で点数を取られ、ブロックと守備が機能せず、修正するのが遅かった」
◆第2次ラウンドプールE 10月1日(水)の試合結果
・ドミニカ共和国 対 ベルギー 3-2 (25-17、25-22、22-25、22-25、15-6)
・イタリア 対 アゼルバイジャン 3-1 (25-19、25-21、21-25、25-23)
・ドイツ 対 中国 0-3 (16-25、23-25、23-25)
◆2014女子世界選手権 第2次ラウンド プールE 順位表(10月1日終了時点)
1位: 中国(勝点11、4勝0敗)
2位: イタリア(勝点10、3勝1敗)
3位: ドミニカ共和国(勝点8、4勝0敗)
4位: 日本(勝点6、1勝3敗)
5位: クロアチア(勝点5、2勝2敗)
6位: ベルギー(勝点4、1勝3敗)
7位: アゼルバイジャン(勝点2、1勝3敗)
8位: ドイツ(勝点2、0勝4敗)
※第2次ラウンドでは第1次ラウンドで同プールだったチームとの対戦はなく、第2次ラウンドに進んだチームとの対戦成績を持ち越します。第2次ラウンドのプールE、Fの上位3チーム、計6チームが第3次ラウンドに進出します。