竹下佳江さん、丹山美沙緒さんを講師に「目指せ!未来の全日本選手! 丸大バレーボール教室!」を愛知・パークアリーナ小牧で開催
パークアリーナ小牧(愛知県小牧市)で11月22日(土)、「目指せ!未来の全日本選手! 丸大バレーボール教室!」(主催:愛知県バレーボール協会、協賛:丸大食品株式会社)が行われました。教室は、アテネ・北京・ロンドンと3大会連続でオリンピック日本代表に選出され、ロンドンオリンピックでは銅メダルを獲得した竹下佳江さんを講師に、その竹下さんとともに1995年の世界ユース女子選手権大会で優勝し、Vリーグチームを経て2008年にはモンゴルナショナルチーム、2014年4月にはフィリピンナショナルチームの代表としてプレー、現在はフィリピンのメラルコ・パワースパイカーズに所属されている丹山美沙緒さんをゲスト講師に迎えて開催。約100名の小・中学生が参加しました。
教室のはじめに、愛知県バレーボール協会の小縣徹男事務局長が「昨年、このパークアリーナ小牧で世界選手権予選を開催している時に、2020年東京オリンピックが決まりました。東京オリンピックまであと6年、皆さんの年齢に6歳を足してみてください。今年の全日本男子チームの最年少は、愛知県の星城高校出身の石川祐希選手で19歳です。年齢が届く人もいるのではないでしょうか。この教室は『目指せ!未来の全日本選手!』というタイトルがついていますが、夢ではありません!」と激励しました。また、丸大食品株式会社中部チェーンストア営業部の木内一成部長が「愛知県で丸大バレーボール教室を開催するのは今年で3回目です。丸大食品は、わんぱくでたくましい子どもたちを応援しています。今日は怪我なく、声を出して、はつらつとしてバレーボールをやってほしいと思います」と話しました。
教室で子どもたちは、バレーボールの基本プレーを中心に取り組みました。竹下さんは「アンダーパスの時には、肩幅に足を開き、目線を変えず、上半身は動かさずに下半身でボールを持っていくイメージでやってみてください。(手の)面を、ボールを持っていきたい方向に向けてください」、「オーバーパスの時には、ボールを上げたい方向におへそを向けて、ひじを平行にしてください」といったポイントを伝えていました。教室の最後には、竹下さんがトスを上げて、丹山さんがスパイクを披露するデモンストレーションもあり、子どもたちや保護者から拍手と歓声が上がっていました。
教室後、質問コーナーもあり、トスのこつについて竹下さんは「右目はボール、左目は味方を見ています。両目をつかいこなせることが大事だと思います」と話していました。また、「バレーボールは、1つのボールをつなぐスポーツで、コミュニケーションが大事です。今日は普段は違うチームの人と一緒にバレーボールをやったと思いますが、違うチームの人ともぜひ会話をしてみてください。バレーボールは基本が大事です。そこで勝負が分かれることもあります。愛知県ではVリーグを観る機会もあると思います。いいプレーを吸収して、2020年東京オリンピックでの活躍を祈っています」と子どもたちにメッセージを贈りました。丹山さんは「いろいろな目標や夢を持ってください。バレーボールを楽しむことを忘れず、なぜバレーボールをしようと思ったのか、その気持ちを大切に、バレーボールを続けてほしいなと思います」と呼びかけました。
教室の参加者には、教室のはじめに撮影した集合写真付きの「修了証」と、お土産がプレゼントされました。
なお愛知県では、下記の2014/15 V・プレミアリーグが開催予定です。また来年のFIVBワールドカップ2015の女子大会が、2015年9月4日(金)から6日(日)に名古屋・日本ガイシホール(※日本が出場)と、パークアリーナ小牧で行われます。ぜひトップレベルの迫力あるプレーを間近でご覧ください!
◆2014/15 V・プレミアリーグ 愛知県開催の大会
【男子】
11月29日(土)・30日(日) 西尾市総合体育館
1月17日(土)・18日(日) パークアリーナ小牧(小牧市スポーツ公園総合体育館)
1月31日(土)・2月1日(日) 刈谷市総合運動公園体育館(ウィングアリーナ刈谷)
【女子】
12月6日(土)・7日(日) 岡山中央総合公園総合体育館
1月24日(土)・25日(日) 刈谷市総合運動公園体育館(ウィングアリーナ刈谷)