日本一のチームが決定! 「天皇杯・皇后杯」ファイナルラウンド前日記者会見を開催
バレーボールの日本一決定戦、「平成26年度 天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会」ファイナルラウンド(12月10日~14日)の開幕を前日に控えた12月9日(火)、会場の東京体育館(東京都渋谷区)にて出場チームの監督と選手が記者会見を行いました。
会見の冒頭、昨年度男子優勝・東レアローズの小林敦監督から天皇賜杯、昨年度女子優勝・久光製薬スプリングスの中田久美監督から皇后賜杯が、平成26年度天皇杯・皇后杯実行委員会・実行委員長の下山隆志へ返還されました。
大会初日の10日(水)は、高校チーム対大学チームや、高校チーム対V・チャレンジリーグチームなど、カテゴリーの枠を超えた対戦カードが組まれています。大会2日目となる11日(木)からは、いよいよV・プレミアリーグの各チームが登場。V・プレミアチームが順当に勝ち進むのか、それとも1回戦を勝ち抜いたチームの下克上があるのか、注目です。
また会場では、グッズ販売や各種ブースをご用意して、皆様のご来場をお待ちしております。さらにJVAが運営するファンサイト「バレとも」では、会員の方を対象に動画配信サービス『USTREAM』で本大会の試合を配信することが決定しました!詳細はこちらをご覧ください。
日本一の栄冠に輝くのはどのチームか、ぜひ日本一決定の瞬間を会場でご覧ください!
◆東レアローズ
■小林敦監督
チャレンジャー精神を持って頑張っていきたい。上位チームの力は拮抗しているので、勢いを持ったチームが優勝できると思う。初戦、2戦目で勝利して、勢いに乗っていけるような戦い方をしたい。V・プレミアでは5試合を終えて2勝3敗と負け越している。若い選手たちが本当に力を発揮したときはいいが、通常の力が発揮できないときは、チームの全体のムードが落ちてしまうと感じている。チームの強み・弱みは認識できているので、この大会でその強みを最大限に生かして戦うことを目指す。
■キャプテン・米山裕太選手
負けたら終わりの天皇杯。1戦1戦チーム全員で戦っていきたい。我々には連覇に挑戦するチャンスがある。そのチャンスを掴めるように頑張りたい。
◆パナソニックパンサーズ
■川村慎二監督
昨年は準決勝で東レアローズに敗れ悔しい思いをした。今年は監督1年目としても、勢いを持って優勝を目指したい。(V・プレミアのチームは)4日間と短期間の勝負だが、選手全員の力を合わせてしっかり戦っていきたい。
■キャプテン・永野健選手
勝負ごとなので勝ち負けがついてくるが、最後は全員で笑って終れるよう、チーム全員で頑張っていきたい。
◆JTサンダーズ
■キャプテン・越川優選手
昨年は初戦敗退というとても残念な結果で終わってしまった。今年こそはチーム一丸となって戦っていきたい。個人的には、(県立岡谷工業高校時代の)恩師である壬生先生(創造学園高校)にも活躍する姿を見せたい。
◆創造学園高校
■壬生義文監督
高校生としては、男子は3チーム、女子は2チームの計5チームが出場している。出場チームの中で、(高校生は)1番若い。年上のカテゴリーのチームと戦うことになる。チャレンジャーらしく、はつらつと頑張ると思う。我々創造学園高校も2年連続の出場。ぜひ1つでも多くの試合を経験したい。個人的にはかつての教え子たちの活躍も楽しみにしている。
■キャプテン・小林光輝選手
出場チームの中で1番若いカテゴリーのチーム。トップレベルのチームとネットを挟んで戦えることに感謝しながら、バレーボールという競技を肌で感じ勉強していきたい。高校生らしい若い力と「創造バレー」を全面に出してぶつかっていきたい。
◆久光製薬スプリングス
■中田久美監督
本大会はトーナメント形式の試合が連戦で行われるので、選手のコンディションや集中力が試合を大きく分けると思うので、そこをサポートしていきたい。我々は本大会3連覇がかかっているが、達成できるかは分からない。しかし、選手たちにはそこに挑んでほしいと思っている。チームの総力戦になると思うが、しっかり結果が出せるように頑張りたいと思う。
■キャプテン・座安琴希選手
5日間の短期決戦なので、1戦1戦大切に、チーム力と覚悟を持って戦いたい。
◆岡山シーガルズ
■河本昭義監督
各カテゴリーの代表チームが一堂に会するこの大会。精一杯頑張りながら、この大会をバレーボールという競技の発展の一助にできるよう頑張っていきたい。宮下(遥選手)が全日本を経験して、悪い状況の中でも大きく崩れなくなったことが勝因の一つ。普段のV・プレミアでの戦いとは異なるチームとの対戦もあるので、できるだけ選手たちにチャンスを与えたい。
■キャプテン・山口舞選手
本大会はこれまで試合の経験が少ない選手も多く出場する大会になると思う。誰が出てもシーガルズらしい戦いができるように、チーム力で戦っていきたい。
◆東レアローズ
■木村沙織選手
短期間の大会なので、1試合1試合悔いが残らないように戦っていきたい。
◆鹿屋体育大学
■濱田幸二監督
男子・女子とも大学のチームが多数出場している。大学生の力と若さが溢れるプレーをみていただきたい。チームとしては1つでも高いレベルでバレーを体験できたらと思う。個人的には年間で1番楽しみにしている大会。
■キャプテン・宇田沙織選手
自分たちの力が100%出せるように、目の前のボールに1球1球全力で向い、チーム一丸となって頑張っていきたい。全日本インカレでは自分たちの力を出し切れず悔いが残った。本大会は学生としてプレーする最後のチャンス。全力でひたすらボールを追いかけていきたい。
◆大会スケジュール
○12月10日(水) 1回戦
○12月11日(木) 2回戦
○12月12日(金)準々決勝
第1試合(男女)11:00、第2試合(男女)13:00、第3試合(男女)15:00、第4試合(男女)17:00
○12月13日(土) 準決勝
第1試合(女子)11:00、第2試合(女子)13:00、第3試合(男子)15:00、第4試合(男子)17:00
○12月14日(日) 決勝
第1試合(女子)12:30、第2試合(男子)15:00
◆テレビ放送予定
NHK-BS1
○12月14日(日)
女子決勝、男子決勝 18:00~21:50