南相馬市で復興支援バレーボール教室を開催
アテネオリンピックで活躍した大山加奈さんと、ビーチバレーボールの大山未希選手の姉妹が2月9日(月)、日本バレーボール協会と福島県バレーボール協会の協力のもと、南相馬市立高平小学校にて、全校生徒を対象にした「復興支援バレーボール教室」を実施しました。
この教室は、東京急行電鉄株式会社主催の東日本大震災復興支援活動「子どもたちに笑顔を!プロジェクト」の一環に本会が協力させていただく形で実現したものです。教室の初めは緊張が見られた子どもたちも、大山加奈さんの「私の身長は何センチあるでしょうか?」といった質問や、力強いスパイクを実際に見て、徐々に歓声や笑顔が見られるようになっていきました。教室は、全日本女子チームで実際に大山さんが行っていたウォーミングアップの運動や、2人1組でボールをワンバウンドさせながらレシーブしあう練習などが行われ、子どもたちが楽しみながらも懸命にボールを追いかける姿が見られました。
授業の後半には、スパイク、サーブといったより実践に近い練習を行い、中身の濃い時間を過ごすことが出来ました。教室の最後に大山姉妹は、「みんなが上手でびっくりしました。楽しそうにボールを追いかけている姿を見ていて、私たちも楽しかったです。これからもみんなで仲良く楽しく、バレーボールをしてください」と語り、子どもたちの「ありがとうございました!」の大きな声で教室は終了しました。
バレーボール教室終了後には、両講師と子どもたちが一緒に昼食をとる時間が設けられ、積極的に話をしようとする子どもたちの声で、とても賑やかな昼食となりました。
東日本大震災からまもなく4年が経過しようとしています。震災を風化させないために、また少しでも復興の後押しとなるようにするために、本会は今後も継続的に復興支援活動を実施してまいります。