日本代表

全日本U-23男子チームがキューバU-23男子チームとフレンドリーマッチを実施

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2020年東京オリンピックを目指す若年層選手の強化を目的に、Team COREのメンバーを含む高校生と大学生計15名が参加する全日本U-23男子チームのキューバ遠征が2月17日(火)から27日(金)まで行なわれています。遠征が後半に差しかかった22日(日)、全日本U-23 男子チームはキューバU-23男子チームとピナル・デル・リオでフレンドリーマッチを行い、セットカウント1-3(25-17、21-25、15-25、12-25)で敗れました。

キューバでの合宿も5日目となり、徐々にチームらしくなってきたものの、課題は多く見られる全日本U-23男子チーム。試合終了後には、酒井新悟監督が選手たちに勝負に臨む気迫の違いを厳しく指摘する場面もありました。本合宿で選手たちは午前と午後にキューバU-23男子チームと練習試合をこなす厳しいスケジュールを過ごしています。この遠征に参加した選手たちに東京オリンピックを目指す高い志と自覚が芽生えることが期待されます。

○全日本U-23男子チーム×キューバU-23男子チーム 試合結果

チーム セットカウント 第1セット 第2セット 第3セット 第4セット 第5セット
日本 1 25 21 15 12
キューバ 3 17 25 25 25

○全日本U-23男子チーム スターティングメンバー

高橋健太郎 小野寺太志 藤中謙也
今村貴彦 加藤久典 金子聖輝 (L) 武智洸史

○戦評

第1セット、高橋健太郎選手(筑波大学2年)のスパイクでキューバとの点差を広げると、中盤には今村貴彦選手(中央大学3年)の連続ブロックも決まり、試合を有利に進めます。最後は藤中謙也選手(専修大学3年)のサービスエースで25-17とし第1セットを奪います。

第2セット、前半は良い試合展開となりますが、中盤コンビネーションにミスが出るとキューバに点差を広げられます。後半に入ると、永露元稀選手(東福岡高校3年)と大竹壱青選手(中央大学1年)を2枚替えで投入。その大竹選手のブロックでキューバとの点差を縮めますが、最後は相手の高さとパワーに屈し、21-25で第2セットを奪われます。

第3セットはセッターに永露選手、セッター対角のオポジットに小川猛選手(専修大学2年)、ウィングスパイカーに今村選手と鈴木祐貴選手(県立雄物川高校2年)、ミドルブロッカーに竹元裕太郎選手(東京学芸大学2年)と大竹選手、リベロに藤中選手が入ります。前半は小川選手の高さやパワー、鈴木選手のレフト攻撃で接戦に持ち込みますが、中盤以降は日本にミスが目立ち一方的な展開に。最後は15-25で第3セットを奪われてしまいます。

第4セット、竹元選手に代えて佐藤謙次選手(県立弘前工業高校)を投入します。このセットは永露選手、佐藤選手、鈴木選手の高校生3人がコートに立ったものの、キューバとの力の差を見せつけられ12-25で第4セットを落としました。