国内大会

ファイナルを前に出場チームが抱負 2014/15 V・プレミアリーグ

2014/15 V・プレミアリーグ V・ファイナルステージ ファイナルの開催を目前に控えた4月3日(金)、会場の東京体育館(東京都渋谷区)にて前日記者会見が行われました。

会見には女子の久光製薬スプリングス(ファイナル6・1位)、NECレッドロケッツ(ファイナル3の勝者)、男子のJTサンダーズ(ファイナル6・1位)、サントリーサンバーズ(ファイナル3の勝者)から監督とキャプテンが出席し、ファイナルに向けた意気込みを語りました。

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(写真左から久光製薬スプリングス 中田久美監督、キャプテン・座安琴希選手、

NECレッドロケッツ キャプテン・秋山美幸選手、山田晃豊監督)

◆久光製薬スプリングス

■中田久美監督

大会3連覇が懸かっており、プレッシャーがないと言えば嘘になる。しかし、やるべきことはこれまでと一緒。積み上げてきたものをファイナルの舞台で選手たちがどう表現するのか。私の仕事は選手を気持ちよく送り出してあげることだと思う。ファイナル6終了からここまではいつも通りに過ごした。ファイナルの舞台はレギュラーラウンドやファイナル6とは違った雰囲気があり、切り離して考えなければならない。1人1人が大事なところで役割を果たせるかがポイント。

■キャプテン・座安琴希選手

11月の開幕から4カ月半、皇后杯優勝も含めていろいろなことがあったシーズンだった。3連覇のプレッシャーはもちろんあるが、それに打ち克ってこそ世界に挑戦できると思う。明日(4日)のファイナルで全員が1つになって戦いきり、積み上げてきたものを全て出し切る試合にしたい。(NECレッドロケッツは)若い選手が主体となっており勢いがある印象。さらに個々の役割が明確で、仕事をさせてしまうとやりにくくなってしまうので対策したい。

◆NECレッドロケッツ

■山田晃豊監督

ようやくここまで来ることができたという思い。攻撃も守備も強力な久光製薬スプリングスの背中をずっと追ってきた。ファイナルの舞台で久光製薬スプリングスと試合ができて嬉しいという気持ちと、挑戦する楽しみな気持ちが入り混じっている。久光製薬スプリングスとは何度も対戦しているが、作戦を持って臨んでも崩すところまでいけていない。最終的にはどれだけ気持ちを出して戦えるかだと思う。

■キャプテン・秋山美幸選手

チームにとってファイナル進出は10年ぶりで、選手は誰も経験したことのない舞台。自分たちに失うものは何もない。チャレンジャーの気持ちを持って、この1年チームとして取り組んできたことや、自信をつけてきたことを明日の1戦にすべてぶつけたい。長いリーグ戦を戦い、最後のステージまで来ることができたので、最後は笑って終りたい。

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(写真左からJTサンダーズ ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督、

サントリーサンバーズ ジルソン・ベルナルド監督、キャプテン・山村宏太選手

※JTサンダーズ 越川優キャプテンはチーム練習に参加するために記者会見を途中退席)

◆JTサンダーズ

■ヴェセリン・ヴコヴィッチ監督

ファイナルの舞台に立つことは選手にとって夢と言える。シーズン中、約95パーセントを1位か2位で過ごしてきたJTサンダーズとサントリーサンバーズの対戦は、間違いなくいい試合になると思う。2013/14シーズンと比較すると、今年は自信の面に違いがある。昨シーズンはVリーグのファイナルと黒鷲旗の決勝戦の舞台に立つことができた。どちらも敗れはしたものの、12月に行われた天皇杯では優勝することができた。この経験が大きな自信となり、ポジティブに作用していると思う。

■キャプテン・越川優選手

この1戦に勝つためにやって来た。レギュラーラウンドとファイナル6をそれぞれ1位で通過したJTサンダーズと2位で通過したサントリーサンバーズの1戦は、長いシーズンの決勝戦にふさわしいものだと思う。どちらが勝ったとしても、応援に来てくださった皆さんによろこんでもらえる試合をしたいし、JTサンダーズとしては悲願の初優勝に向けて、何とかこの1戦を勝てるように頑張りたい。

◆サントリーサンバーズ

■ジルソン・ベルナルド監督

シーズンを通じていい戦いをしてきたチーム同士の対戦となった。これまでと変わりなく最後まで全力を尽くして戦いたい。(選手としてファイナルに出場した時との気持ちの違いを聞かれ)本当ならまた選手として出たかった。今回は監督としてのファイナル出場だが、選手たちがいいブロックやスパイクを決めたときには選手と同じように一緒に喜びたいし、厳しい試合の中で上手くいかない時には、監督としていいエネルギーを与えられる存在でありたい。

■キャプテン・山村宏太選手

個人的にとても楽しみな試合だし、接戦になると思う。3月28日(土)にファイナル3で豊田合成トレフェルサと対戦し、厳しい戦いに勝利したことで勢いがついていると思うので、日曜日の試合も自信を持って臨みたい。JTサンダーズは(レアンドロ・)ヴィソット選手と越川(優)選手のサーブ時にどのように戦うかが決勝戦を戦う上での鍵となる。そこを乗り切ることができれば有利になると思うので、相手にプレッシャーをかけられるような試合展開にしたい。

男女ファイナルの各試合の前には、ファイナルに出場しないチームの選手たちとの写真撮影会や、「Volleyball Channel」とコラボレーションした選手参加のトークショーなどのイベントが行われます。また、両日の13:30から2014/15 V・チャレンジリーグ個人表彰、Vリーグ特別表彰、2014/15 V・プレミアリーグ(V・レギュラーラウンド技術統計)の表彰式を執り行います。ファイナルの試合とあわせてお楽しみください。

◆ファイナル 競技日程

【女子】

4月4日(土) 15:07

久光製薬スプリングス(ファイナル6・1位)×NECレッドロケッツ(ファイナル3の勝者)

【男子】

4月5日(日) 15:07

JTサンダーズ(ファイナル6・1位)×サントリーサンバーズ(ファイナル3の勝者)

会場はいずれも東京体育館(東京都渋谷区)

関連リンク

V・ファイナルステージ特設サイト(Vリーグウェブサイト)

Vリーグチケット(Vリーグウェブサイト)